この、エッセイ、まだたった一話しか、読んでないけどさあ……。
確かに、身につまされ、作者さんが思う事に共感できる事は、多々、あるけども。
でも、私は、ジジイだから、余計思うのだけど、この作者先生の悩みって、果たして悩みなのかなあ……。
有名な、お坊さんでさ、『悪名』と言う小説も書いていた、故:今東光氏も言っていたけど、「若い時の悩みって、蚊にさされて痒いので、自分でポリポリ搔いているようなもので、悩みでも決して無い、一時的な快感かも」、と言っていたような。
更に、有名な哲学者のニーチェは、言っていたよ。
「世界には、君以外に歩む事の出来ない一本の道がある。その道が、どこに着くのか問うてはならない、ひたすら歩め」(『反時代的考察』の一説より)ってね。
ここで大事な事は、自分にしか歩めない道が人生にはあって、しかも、どうなるのか考える事無く、歩めと言う事なのです。
まるで、ブルース・リーの名言、
「考えるな、感じろ!」(ドント・スインク フィール)と、同じじゃ無いのかなあ。
とまれ、このエッセイは、非常に面白い。皆さんにも、読まれる事をお勧めします。
ので、今後も注視して行くけれど……。