※ネタバレを含むため、本編読了後の閲覧を推奨します。
【ゲーム風・戒獣まとめ】
[本編登場勢]
第一戒獣“ヒルベルト”
→体内に無限の空間を持つ。人喰い四次元ポケット。
ゲーム的には物品をサイズ・重量問わず無制限に持てたりする程度の能力。便利かも。
第二戒獣“コペルニクス”
→周囲の重力ベクトルを180°逆向きにする。重力反転圏は半径1600m。
ゲーム的には……何に使えるんだコレ? 敵を空に打ち上げて落下させるとか?
第三戒獣“ヘンペル”
→半径16162mの範囲内からすべての光を奪う。能力圏内の観測者はヘンペル以外のものを視認できなくなる。
ゲーム的にはマップを暗くする程度の能力。敵も味方も自分以外カメラOFF。どうしろと。
第四戒獣“オッカム”
→物質・エネルギー・空間を絶対切断するサブエーテル・ブレードをぐるんぐるん回す。刃渡りは可変。
ゲーム的には周囲のキャラ・オブジェクト・地形などをスパスパ切る能力。防御無視。味方も死ぬ。
第五戒獣“バナッハ”
→自分を認識した観測者に分身をまとわり付かせる。分身は一定確率で爆発。
ゲーム的にはすごく邪魔。敵も味方も一定確率で爆死。クソゲー。
第六戒獣“オッペンハイマー”
→原子核分裂をコントロールする。反応質量は調節可能。ヤカン沸かす程度~シチリア島消滅まで幅広く。
ゲーム的には際限なく爆破魔法が使える。ただし中性子線による汚染被害あり、当然味方も巻き込む。
第七戒獣“マクスウェル”
→熱エネルギーの移動。熱を集めて毎日家を焼いたり、熱を奪って地球を氷河期にしたり。
ゲーム的には熱攻撃、低温攻撃、気温調整、料理まで何でもいける。便利。
第八戒獣“ローゼン”
→ワームホールの生成。自身がそれを使って移動するほか、他の物体やエネルギーを転移させることもできる。
ゲーム的にはこれまたワープ移動、空間転移攻撃など高レベルの機動力と攻撃力を両立。チート。
第九戒獣“アインシュタイン”
→時間を巻き戻す。本来なら時間の加減速・停止・さらに別の時間軸を介して
平行世界間を移動することも可能だが、単体ではそれらの能力を行使しない。
ゲーム的には「一定ターン数経過、または必殺技を使うとタイトル画面に飛ばされる」通常撃破不能ボス。クソゲー。
第十戒獣“ラプラス”
→宇宙の全量子状態をリアルタイムで把握する。すべての過去を記憶し、現在を知覚し、未来を予測する。
ゲーム的には知りたい情報を何でも手に入れることができる。解っちゃいけないことまでも。チート。
完全体で実相化した場合はこれに加えて真の能力である因果調律までも使いこなす。デバッグモードかな?
人造戒獣“アリストテレス”
→物質・エネルギー・空間の相転移をコントロールする。素粒子の崩壊なども支配可能。
ゲーム的には攻撃、防御、移動、シナリオ進行と応用が効きすぎて逆に動かしにくい。チート。
[番外(本編未登場勢)]
戒獣“デカルト”
→自己観測能力を持つ。自分の状態を自分の思惟のみで決定できる。攻撃力は一般人並みなので無害。
意識を奪えば消滅するが、自意識すらも自己観測能力の影響下にあるため、実質撃破不能。
ゲーム的には攻撃しても破壊できない非戦闘ユニット。放置でよい。
戒獣“ペンローズ”
→無限に広がる立体ペンローズタイル。体積が増えていくだけ。放置すると宇宙が呑み込まれる。
ゲーム的にはマップ浸食型ステージギミック。全体を一度に消滅させられる段階で手を打たないと詰む。
戒獣“チューリング”
→物体に知性を与える。その辺の石ころでも、玩具のロボットでも、単細胞生物でも人間の死体でも。
自分自身を観測する主体を無限に生み出せるため、人類を絶滅させても困らない危険な戒獣。
ゲーム的には周囲のオブジェクトから無限に雑魚MOBを作成する能力。ほんとに無限なので時間を与えるとヤバい。
戒獣“シュレーディンガー”
→存在と非存在を逆転させる。猫の喩えでいうと「生きている猫と死んでいる猫を入れ替える」能力。
オラクルを問答無用で瞬殺し得る危険な個体だが、能力がヤバすぎて完全体でマテリアライズするのは難しい。
ゲーム的にはキャラクターやオブジェクトの出現フラグを自由にオンオフできる能力。バグキャラ。
戒獣“ファラデー”
→雷・電磁気力を操る。磁場や雷撃による直接火力だけでなく、通信への介入や電子機器の操作も可。
中東のとある少女と契約し、恐るべきマジカル☆テロリストに変えた。劇場版ルート限定で登場。
ゲーム的にはたぶん超火力でゴリ押ししてくる分かりやすい砲台ボス。楽しい。
戒獣“ゼノン”
→基本プランク単位のうち「時間」と「長さ」の最小値を改変する。アインシュタインすら凌ぐ最悪の戒獣。
ゲームでいうと処理フレームを無限に引き延ばしたり次のターンが回らないようにしたり。バグキャラ。
戒獣“ゲーデル”
→矛盾を無矛盾化する能力。「内角の和が360°になる正三角形」とかが何の矛盾もなく成立してしまうようになる。
この能力の影響下ではそもそも物質が存在していられるかどうかも怪しいため、実相化を許した段階でおそらく人類終了。
ゲーム的にはPOPと同時に特殊バッドエンドが始まるネタキャラ。戦うとか倒すとかそういう段階の話ですらない。