はい。前回話していた通り、渡辺の絵を掲載しました。
なんだか渡辺が意味あり気なポーズを取っていますが、これは第一部『―異世界転生に沈む人々―』の第3話 女の子から抜粋したものになります。
個人的には男子高校生が持つ童貞っぽさが出てて良き。
何と言うか、とても普通の男の子ですね。
人殺しをする顔には全く見えません。
まぁ、この時点の渡辺は親友二人のおかげで精神的に安定していましたからね。ちょっと価値観が他人とズレてるだけで(ちょっとじゃないかも)。
それを色んな人が地雷踏みまくるものだから大変な事に……。
以下に、ざっくりとした解説を付けておきます。
名前:渡辺 勝麻(異世界にて名前の変更なし)
年齢:18歳
登場時レベル: 1 → 最終到達レベル: 1,170,000(チート能力発動時)
チート能力:第一部終盤まで名称無し、ディックに『絶対の意思』(アブソリュート・インテンション)と名付けられる。
その後、第二部の神との戦いで『異世界転生』(アザーズ・ワールド)に進化。
振り返ってみて:
何だかんだ、自分が書いてきた主人公の中で渡辺は一番気に入ってますね。
自分の場合はですが、基本的に主人公を作る際は、まずその作品で語りたいテーマに対し主人公に言わせたい回答を考えます。主人公は最初からその回答を持っているわけではなくて、物語中の出会いや経験でその回答に辿り着かせるんですね。
そんな風に作っていたおかげで、本作が掲げているテーマからメチャクチャ固い頭持ち主である渡辺 勝麻が誕生しました。
渡辺の考え方にはクセがあり過ぎて思考や行動を描くシーンでは、かなり苦労させられました。
自分は絶対こう思わないけど、渡辺はこういう風に思っちゃうんだよなーっていのが多々あったんですね。
しかしながら、そのおかげで尖ったキャラになったと思いますし、作品全体の輪郭線――作品の方向性を読者にハッキリ示せれたのではないかなと。
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さて、いかがでしたでしょう? 読者の方から見てイメージ通りの渡辺だったでしょうか?
もし他にこういう特徴があった方がもっとそれっぽくなるなど意見がありましたら是非コメントお願いします。
次回はマリンを掲載して、それ以降も別キャラをどんどん続けていくつもりですが、渡辺については闇堕ちバージョン、覚醒バージョンをまた別に掲載する予定です。
では、また。