遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今回は前回言っていたように、あとがきになります。
第四章は第三章から引き続いて異世界ウォールガイヤで生活している人々にスポットライトを当てた内容になっており、群像劇の色が濃い部分です。
いきなりですが、私は派手なアクションが大好きでして。
実際読んだ方には伝わると思いますが、第四章にはその要素をこれでもかってくらい注ぎ込んだ内容になってるんですよね。
自分の書きたいもの書けてホクホク……していたわけですが、読者にとってはよろしくない内容である事に後になって気づいたんです。
四章グダってね?
敵多すぎじゃない? しかも一人ひとりに時間かけ過ぎじゃない? 敵倒しても戦況あんまり変化しなくない?
などなど。少年漫画の終盤にありがちな展開が盛りだくさん。
もっとコンパクトにまとめるべきでした。
一応途中からやろうと思っていたシーンをいくつかカットしてはいたんです。
例えばミカがディックと共闘するシーンでは、AUWに加えてバミューダでライブしていた二人も敵として出てくる予定でした。
他にも退魔の六騎士リリア戦も簡略化していたり、ルーノールが戦闘機と闘う場面もカットしたりと。
それでも四章は文字数が30万文字を超えるほど大作になってしまいましたが。
でも、
まぁ、
良かったです。
こういうの私は実際書かなきゃわからない性質なので。
実際書いてみて読者の反応とか読破率とかを参考に、ああこういうのはやっちゃいけない事なんだなと学ぶことができました。
次に活かせる経験を得られたのは、何よりも大きいです。
なんだか作品自体がもう終わってしまったみたいな語りになりましたが、『俺のチートって何?』はまだ続きます。
物語全体で言うと、この辺りが起承転結の転になるかな? いや、もう少し先かも?
今後の活動ですが、第二部の開始は4月頃になるかと思います。
第一部までの反省から、改めて構成やテンポを見直し。ある程度話のストックを溜めてから再開します。
読むのはこれまで通りで。あ、それから備忘録的なエッセイでもやろうかと思ってます。
以上、長文失礼しました。
第2部 上巻 ―魔人襲来―
2020年4月 公開予定