「カトレアァ……」
俺は歯噛みして、クソッタレ女王を睨む。
それに対して、女王も怯まず睨み返してきやがる。
「いい加減にしろよ……お前はどこまで――……いや、もういい」
イカれてやがる。人でなし。クソ野郎。外道。と、罵倒の言葉が湯水の如く口から吐き出されそうになったが、それを敢えて飲み込んで抑えた。
「どうせ何を言っても無駄だろうから、もう何も言わねぇ。ただこの世から消え失せろ」
――――――
という雰囲気で上司と話した結果、また前ぐらいの時間が取れるようになりました。(実際はもっと穏やかな会話です)
とはいえ、またしばらくしたら同じ様なことになりそうな予感がありますがね……。
さて、今回切り抜いたシーンは第163話「絶望来たる」で、上の台詞を語っている主人公ショウマの姿を描きました。
おそらく作品全体の中でショウマが最もキレてる場面ですね。でもってこの後、自分の中でベストバウトに入る戦いが始まるわけです。
以下に、ざっくりとした解説付けておきます。
名前:渡辺 勝麻(異世界にて名前の変更なし)
年齢:18歳
このシーンでのレベル:ステータスはおよそ700相当(実際のレベルは38)
チート能力:第一部終盤まで名称無し、ディックに『絶対の意思』(アブソリュート・インテンション)と名付けられる。その後、第二部の神との戦いで『異世界転生』(アザーズ・ワールド)に進化。
振り返ってみて:
始めは明るかった主人公が闇堕ちする。
↓
闇堕ちしてからなんやかんやで、精神的に成長して闇から抜け出す。
って流れが大好物なんですよー。
多分『遊戯王〇X』から影響受けたやつで、主人公の成長をすごく感じるのが良いんですよね。
皆さんはどうですかね?闇堕ち系主人公。
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次回ですが、メインキャラの女の子が集合してる絵を予定してます。
時間ができた今の内に、できるだけ絵の技量を上げていきたいところです。