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『枕草子』の中で永遠に輝き続ける中宮定子

第28回 (一帝二后)で、産後静かに息を引き取った定子皇后。
第29回で、『枕草子』を見せながら、まひろに「かげの部分も知りたい」と言われたききょうはきっぱりと「華やかなお姿だけを心に残したい」と。
定子様が辛い境遇と心情にあったことは誰もが知るところ。それを敢えて書く必要もなく、書かないことで書かれなかったことが書かれたことを一層深い色に輝かす。
清少納言とは、そういう書き手だったのではないでしょうか。

2件のコメント

  • 遠藤成美 様

     完全に同感でございます!(^^)
  • 中村天音 様

    わ!嬉しいです!(*^ ^*)
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