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執筆日記 矯めを作るの巻

執筆ペースというのは、作品にも人にも寄るだろうから自分で自分を観察して、「良いペース」「悪いペース」を見極めなければならない。

これは意外と、創作論や「小説の書き方」といった本には出てこない話題ではないだろうか。

現在、自分が書きつつある作品については、半月で10エピソード、一週間で3,4エピソードくらいのペースで進んでいる。

しかし、同じように「2,3日に1エピソード」というスピードを維持できるかというと難しいので「3日準備の後、6日で3エピソード」くらいが良いような気がする。

こうなると一週間という単位とは合わないし、10日単位でも合わない。さらに肉体的、頭脳的な疲労や、それらの問題を吹き飛ばすような執筆ハイのようなものも混じってくるので、結局はケースバイケースである。

調子のよい時でも、ある程度の休養や寄り道を航路に含めておくべきだという気はする。

「矯め」というか、ホップ・ステップを抜きにしていきなりジャンプはできないと……、そんなことを考えている。

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