「平家物語」6~7話を見た。
7話はいよいよ清盛の死という大きな節目を迎える。
このアニメ版では、徳子が清盛の命令に背き、やけに立派に反論する。
これは原作に沿っているのか、アニメの脚本家による独創なのか、はっきりしない。
「思うがままに欲望の限りを尽くすことによって、かえって不幸になる人間を多く見てきた」
「たとえ思い通りにならない人生であっても、泥の中に咲く花となるべき」
こういう発想は、なかなか当時の人は思いつかないのでは。
という訳で、おそらく脚色だろうと考える。
徳子が悲劇的な死を迎えることは最初から明らかで、しかも主人公の「びわ」も清盛の死後、平家の庇護から離れることになる。
このあたりの流れが残り4話でどういう展開になるのか、興味が尽きない。