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Zineの即売会とか委託販売とかの巻

Zineの即売会とかお店で委託販売とか、その種の話は結構な割合で怪しいですね。

先日ちょっと目に入ったイベントはそもそも出店料(=参加費)が1万5千円くらい、これはやや高く感じますし、それ以上となるとさらに怪しいです。

もちろん場所代を参加者で負担するのは必要な経費ですし、イベントには相当の人手もかかるので、それなり以上の規模になると、何だかんだでお金がかかるのはわかりますが。

ちなみに最も規模が大きくて、有名で、宣伝効果も多少はある文学フリマ東京の場合、長机半分スペース(一人用)で出店料(参加費)7000円くらい、その倍のスペース(二人用)はその倍くらいとなります。

ただし文フリの場合、お客様がお金を払って商品を買ってくれたら、そこで手数料などはかかりません。払われた金額がそのまま自分の懐に入ります。

しかし、地方のZineの販売イベントやお店への委託の場合、売り上げの25%くらいを奪われてしまうケースもあるので、結構きついですね。


文フリ:出店料7000円で、1000円の本が10冊売れた=プラス3000円

となります。交通費がかかるにしても、これくらいの売り上げでほぼトントンです。

本を作るのにかかった労力や印刷費(原価)を考えるとややマイナス気味かもしれませんが、経験値や宣伝効果、ネットへの販売につなげるなど工夫をすれば、やはり相殺されてプラマイゼロくらいでしょうか。



無名の販売イベント:出店料15000円で、1000円の本が10冊売れると2500円引かれる=結構な赤字

です。


このように考えると、私が参加する予定の「ふらっとぺらっと」は、参加費1500円で諸費用が数百円かかったくらいなので、まずまず良心的なイベントかなと思います。こういうイベントは、参加者に対する連絡もきっちりされています。


https://furapera.wixsite.com/furapera4


なるべくお金をかけず、参加者も主催側も来訪者(お客様=読者=購入者)も、「皆が楽しめるように」、という姿勢や思想がうかがえます。

お客様には見えないかもしれませんが、ハイセンスなチラシにお金をかけている所よりも、いかにも手作りのチラシやHPで、しかも何回か続けて開催している所がお勧めです。

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