カクヨムで最初に書いたカクヨムオンリーの作品を募る自主企画があったので、自作ではどれかと思って調べてみたら、
「2017年6月6日 17:08」
と書いてある「節目」が最初だった。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883339357これは3056文字なので、原稿用紙8枚ほどの掌編である。
しかし当時は、原稿用紙で言ったら80枚くらいの感覚で書いていたように思う。大長編とは言わないが、長めの短編くらいである。
いま書いている「夢三十三夜」の第十八夜も、原稿用紙換算では50枚くらい、しかし自分の感じでは500枚くらいになっているように思われる。
自分の感覚としては、実際の枚数の10倍くらいに感じているのである。
これは「10倍理論」とでも名づけておきたい感覚である。
10倍理論【名詞】自分で小説を書く場合、読む時に比しておよそ十倍の量のように感じられる現象、感覚のこと。