回文俳句は季語をチェックして、さかさまにして意味を生み出しそうなものを手がかりにして作っている。
本日でひと通り、秋の季語はチェックし終えたので、ほぼ終了である。
これ以上はやりようがない。ここでもう終了、と区切りをはっきりつけることができるので、かえってすがすがしい。
今は10月半ばなので、先走って冬の句を作るわけにもいかないし、それは早くて11月からになる。
ひとつバカバカしい句を紹介してみよう。
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中沁みも冷たさ溜めつ紅葉かな
(なかじみもつめたさためつもみじかな)
【解説】紅葉狩りをしていると、オシッコを少し漏らしてしまった。下着の沁みに、晩秋の冷気が溜まるように冷え冷えとしてくる……(私の心も)。紅葉は秋の季語。