数ある企画の中から、再び(あるいは初めて)見つけてくださり、ありがとうございます。
主催者の私は、言葉というパレットを使って、心の中の景色を写生する楽しさに魅了されている初心者です。
前回の第11回「共感覚表現」では、私たちの五感を研ぎ澄ませて、感覚が交差する不思議な響きを言葉にする魔法に挑戦しました。ただ、企画の期間中や終了後に、部員の皆様から「今回はちょっと難しかった!」というお声を多くいただきまして……。
実は、お題を出した主催者自身も、机の前でノートを広げながら「うう、感覚をブレンドするって本当に難しい……!」と頭を抱え、何度も書き直して試行錯誤を繰り返していました。
そのため、皆様からいただいた「難しかった」という本音を読んだとき、「あぁ、私だけじゃなかったんだ! 同じ気持ちで言葉の奥深さに悩み、楽しんでいた仲間がこんなにたくさんいる!」と、なんだか凄く嬉しく、そしてホッと胸を撫で下ろすような温かい気持ちになりました。
上手く書けることだけが全てではなく、こうして難しさを共有しながら一緒に「やってみる」ことこそが、このカクヨム文芸部の何より愛おしい贅沢な時間なのだと、改めて実感しております。
そんな少し背伸びをした前回の部活を経て、今回はもっと感覚的に、言葉そのものの「音の響き」をのびのびと楽しめる、とっても身近な魔法をみんなで練習してみたいと思います。
■ 今回のテーマ:オノマトペ(擬音語・擬態語)
雨が降る様子、心臓の鼓動、あるいは心がフワリと浮き立ったり、ぽつんと寂しくなったりする瞬間。
そうした自然界の音や物の状態、言葉にしがたい心の揺らぎを、ひらがなやカタカナの「音の響きそのもの」でダイレクトに伝えるのが「オノマトペ」です。
・例: 「窓の外で、雨が”しとしと”と降り続いている。(=静かで細かな雨の様子)」
・例: 「彼の言葉が、私の胸に”トゲトゲ”と突き刺さる。(=心の痛みや拒絶感)」
・効果: 難しい形容詞を並べ立てなくても、言葉の響きを使うだけで、読者の耳や肌、そして心に「感覚」をダイレクトに届けることができます。
今回は定番のオノマトペはもちろん、「この世にまだない、あなただけの造語オノマトペ」を新しく作って混ぜてみるのも大歓迎です!
「『夕陽が眩しい』と書く代わりに、光が『じりり・じりり』と肌を焦がす音を立ててみよう」「切ない気持ちを『胸がきゅうっとなる』と表現してみよう」など、言葉の音で遊ぶような、実験的で軽やかな気持ちで大丈夫です。
私自身も「この感情の揺れは、どんな音がするかな?」と、自分の五感の音をそっと聴くような気持ちで投稿します。
■ 参加ルール(ゆるく、心地よく)
・形式: 詩、散文、短歌、小説の一部など、形式は自由です。
・内容: オノマトペ(擬音語・擬態語、または独自の造語オノマトペ)を意識したフレーズが一つでも入っている作品。
・交流について: 読み合いや感想の強制はありません。「練習作」や「書き置き」として置いていくだけで大丈夫です。
⚠️ 【主催者から大切なお願いと注釈】
・内容に関するお願い
政治や宗教、犯罪、過度な暴力や性的表現など、少しコメントしづらい内容の作品に関しては、読ませていただいても応援メッセージなどを控えさせていただく可能性がございます。あらかじめご了承ください。
・作品の「再参加」に関するご注意
過去に参加された作品を一度取り下げて「再参加(再投稿)」などされた場合、システムの仕様上、最新のリストではなく過去の位置に埋もれてしまい、主催者が気づけない場合がございます。こちらもあらかじめご了承ください。
・話数について
主催者の確認時間の都合上、10話を大幅に超える長編作品については、すべてに目を目を通すことができない可能性がございます。参加は大歓迎ですが、その点だけご了承ください。
■ 主催者より
初心者の方も、ベテランの方も、どうぞ気楽に部室のドアを叩いてください。
「言葉の響きを口ずさむ。それだけで、世界はリズムを持って動き出す」。そんな言葉の魔法を、みんなで机を並べて楽しめたら嬉しいです。
皆様の豊かな感性が奏でる、心地よくて賑やかなオノマトペの物語を心よりお待ちしております。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「【自主企画】第12回カクヨム文芸部 ── お題:オノマトペ(擬音語・擬態語)」を選択してください。
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