参加作品数

6

参加受付期間

  • 終了

企画内容

 日本における文明開化から約150年。天皇退位により、明治、大正、昭和、平成と続いてきた時代が、今、節目を迎えました。
 平成の30年で世界は大きく変わりました。一番に挙げられるのはインターネットの普及。これにより人々は、いつでも大規模情報ネットワークに接続できるようになり、夕飯のレシピから海外のニュースまで様々な情報を調べたり、娯楽コンテンツや個人の呟きなど多くの情報を発信できるようになりました。これは大衆が、伝統メディアというフィルタを通さずに世界と繋がることができるようになったということです。
 現代は、いわば大衆の時代です。それまでずっと著名な貴族や武士の影に隠れて歴史に現れることのなかった一般の個人・大衆、彼らが知恵と力を持ったことが現代社会の様々な文化や現象に繋がっています。つまり私達は現代の創造者であり、担い手であり、観察者でもあります。ならば現代を記すのもまた、私達であるべきだと、私は思うのです。これがこの『平成史プロジェクト』を考えることになるきっかけであり、その基本理念でもあります。
 大衆がそれぞれの空間でそれぞれの文化を形成する現代の社会構造は複雑怪奇で、情報が氾濫するこの世の中でその系譜を一から正確に調査することは極めて困難なことです。だからこそ、私達自身が見聞きし肌で感じてきた何らかの『文化』あるいは『現象』について、ここで一つまとめて書き記しておくべきではないでしょうか。
 要するに『みんなで平成にあったことついて語ろうぜ』という企画です。何についてかは問いません。社会現象などのお堅い分野でもいいですし、身近な娯楽コンテンツの興隆など緩い分野でもいいです。視野の広さも問いません。社会全体の流行について追ってもいいですし、どこかのサイトの流行をひたすら語ってもいいです。ちょっとブラックな内容でも行き過ぎなければ可です。分野、文体、文字数、全て自由です。文化・歴史・政治・娯楽、何でもいいです。あなたの見た『平成』の一端を好きなように書いちゃってください。

 創作をする人ならば、資料の大切さはよく理解していると思います。しかし現代の諸文化は複雑化しすぎ、あるいは規模が広がりすぎて、当事者以外にとってはわけが分かりません。だから自分が知っていることを教え合う場として、このプロジェクトを利用・参加してくれる人がいれば幸いです。どうかよろしくお願いします。

※文章の内容は完璧に正確である必要はありません。学会の発表ではないので、あなた自身が『それ』についてどう思ってるか、どう考えているかをまとめサイト並の気軽さで書いてもらえれば結構です
※基本的に内容は自由ですが、意図的なでたらめ、あるいは公共の福祉を著しく侵害する内容を含む文章はやめてください
※直接参加しない人であっても面白そうと思ってもらえたなら、SNSなどで情報拡散してくれると企画者が喜びます

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「平成史プロジェクトやりませんか?」を選択してください。

運営より

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