【前提】
規則(企画内容) は全てを読み、理解したうえで参加すること。
・規定にない部分について、開催者は参加者の良識と配慮を尊重する。
・開催者が読解出来る言語は日本語と英語である。
・開催者は投稿された文章をめぐる問題については、なんら責任を負う必要はないものとする。
【Theme】
ある小説 (ジャンル不問) における、登場人物ひとり (メイン・サブ・モブなど、立場は不問。また、あらゆる特徴について制限なし) を魅力的かつ印象的に描くショートショート、極短編小説。
あなたが理想的と考える人物描写およびそれに関連した情景・物語を400字程度に纏める。
・文章に登場する人物は複数人いても構わないが、かならず「焦点」を「あるひとりの登場人物」に据えること。
・場面、物語、台詞については制限を定めない。題材選択の段階から、各自の手腕見せること。エロ・グロ・ナンセンスにも、主催者は一切の制限を定めない。
・小説媒体を意識して執筆し、作者が、己の作品を小説であると断言出来ること(詩や戯曲などとは区別して執筆すること)。
・文体も自由。ただし、「読者がいる」前提に立ち、読みやすさも考慮すること。
・なお、焦点人物が人間含む有機物である必要もない。
【字数制限】
126字 (文庫本3行) 以上、504字 (文庫本12行) 以下。
・電撃文庫 (近似サイズはA6版) 1行42字を想定し、容姿描写分の3行と、それに連続した物語を執筆したさいに妥当であろう字数を範囲として定めた。
・良識の範囲内において、字数の過不足を認める。
・作品末尾に字数を明記すること。
・連載作品に独立したエピソードを作ってこの企画に参加する場合。そのときはその旨を作品紹介に明記する。
【その他】
活発な批評を歓迎する。投稿した以上、読者の意見を言う自由が優先される。
・ただし、作者にも意見の受容を取捨選択する自由がある。作者は、投稿されたコメントに対し、その全てを聞く必要はない。
・著しく品位に欠ける発言や、相手を中傷する目的の暴言は自重せよ。
・馴れ合いよりも、文章力・表現力の向上を念頭に置くこと。
・多少の自作の宣伝をするのも、良識の範囲で認める。
開催者、本田育夢よりメッセージ
東京大学の論述が50〜120字ほど。少しまえのTwitter の上限字数は140字。文章練習の定番は200字作文。
何かを伝えようとするとき、極限まで要素を削ると、このくらいで上手いこと言い表わせるらしい。
しかし、ユーモアとか、機智に富んだ文章を書くには、いささか狭苦しい。
だから、その2、3倍の400字くらいで、「自分にとって理想的な描写」を練習してみませんか。このくらいならば、チョットやってみようか、と思えませんか。
読者のみなさんも、3分もかからずに読める傑作たちに逢いに来ませんか。
今回の Theme は「人物描写」です。あなたが素敵だと感じる登場人物をひとり設定して、それを引き立たせる400字ちょっとのショートショート・極短編小説を書いてくださいませんか。
かわいいヒロインでも、賢良方正な英雄でも、市井の凡人でも構いません。
ラノベ・文学 (そもそも、育夢には区別の基準がわかりませんが) など作風も問いません。
洗練された一瞬、ヴィヴィッドな瞬間写真。そのような400字をお待ちします。
なお、なぜ400字なのか、についてはこちらの本をお読みください。
・梅田卓夫 『文章表現四〇〇文字からのレッスン』 東京、筑摩書房、2001 Print.
文質彬彬たる名文の創出家といえば、このお方を忘れずに。
・川端康成 『掌の小説』 東京、新潮社、1971 Print.
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「四〇〇字からの「人物描写」コンテスト」を選択してください。
このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。
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