「顔なし」を含む小説

最近俺に話しかけてくる学年一の美少女、永峰麗華の顔面が消失した。 ――まあ、それでも十分可愛いんだけど。

高校生になった行村真由には生まれてこの方、人の顔が見えなかった。 彼女の目には人がのっぺらぼうにしか映らず、自身の顔も見ることはできない有り様。 母の顔を見て気絶したこともある彼…

主にカクヨム登録以前に書いたものを掲載しています。「フラグメント」ではお蔵入りになったもの、完成作品の別稿、没稿などの断片を、「ショートショート」では他所で掲載していた作品を再掲…

スタンドプレーが災いして捜査から外されたはみ出し刑事、霧崎。 木羽という偽名を名乗って連続猟奇殺人の単独捜査を始めるが、次の標的を探るうちに被害者と殺人鬼の意外な接点に気づく…ス…

ローブル聖王国、“顔なし”のネイア・バラハ。 彼女の教団支援者三十万人おめでとうパーティーで、魔導国の使者から渡されたのはプレゼントと、…驚愕の事実。 聖王国の南北対立、元聖騎士…

社会人一年目、アパートで一人暮らしを始めた翌日、洗濯機の中に一つ目小僧がいた。押入れには顔なしがいて、小豆洗いが台所で奇声をあげ、河童が風呂場で水浴びをし、猫又がベランダで日向ぼ…