「金木犀」を含む小説

……全てを諦めて、生きることを辞めたはずなのに。

夢か現か、寝てか醒めてか――ある香りが引き起こす空間にふと僕は迷い込んでいた。「彼女」がいるこの世界の秘密は桜と金木犀の香りが握っている。彼女は誰で、何者で、ここはどこなのか――…

　不定期更新。 　タイトルは一つめの詩を意識したもので、以後のテーマ等には関係してこないと思います。実際ごった煮です。 　もし新規に読む方がいらっしゃるなら、最近の作品からのほ…

過去作。 金木犀の花言葉から連想した、初恋の短編。

第67回群像新人文学賞に応募して落選した小説で、カクヨムに掲載させていただきます。よろしくお願いします。

努力して、稼いで、実力によって勝ち取る。そうやって叶う夢は本当に最高だろう。 でも、それ以外にもあっていいんじゃないだろうか。 【KAC2024参加作品②：住宅の内見】

高校に進学し、あこがれの文芸部に入部した「私」は正直げんなりしていた―― 温度差はあれど、思い思いに創作する部員たち。 そんな中、文化祭が迫ってきて……ついに、私は言ってしまっ…

あつくるしいやつ。

※エブリスタ様、魔法のiらんど様でも連載中です。公募で落選し、大幅に改稿したものを掲載します。 大陸から離れた絶海に浮かぶ大島。そこには、銀木犀が息吹く西の国・銀桂国と金木犀が…

アメリカ、カリフォルニアでドラムを教える日本人ドラマーと生徒たちの成長、なんて一言では終わらない、LGBTQ、離婚に貧困、問題児からドラッグ、ハイパーインフレ、DVにお色気まで、…

秋の館の中で行われた秘儀——。それは誰も知らぬ魔法の儀式。秋の館の主人・秋夜はある想いを遂げたくて精霊の禁忌を侵す……。

町外れにある小さな珈琲店【金木犀珈琲店】にはじめてのおつかいに行った主人公・花村夕陽の長い長い初恋のお話。長い髪とやわらかな笑顔が美しい・沢木千蔭は、夕陽のまっすぐな恋心と成長に…

鄙びたアパートの一室、口紅、目をそらす

始めたばかりの初心者ですが。【公式自主企画】短歌・俳句を楽しむ秋！　参加作品です。

私は金木犀を育て始めた。君の死を認めないために。君といつまでも一緒にいるために……

11/11文学フリマ東京で配布したフリーペーパーです。 広義における百合。

金木犀が咲くころに始まって、散るころに終わろうとしている彼女の恋の話。 ほぼノンフィクションです。 よろしければ、これから主人公がどうすべきかコメントで教えていただきたく！

ある日、結婚直前の、 びんぼーなカップルが、 式の開催するか取り止めかで、大喧嘩。 怒りに任せ、 真夜中にチャリで飛び出した彼女は、不意の事故で、植物人間になってしまう。 数…

　散った金木犀。 　後悔。 　空からの香り。 　誘いに乗っていこう。