「辰 十二支」を含む小説

年の終わり、いまだ円き月の上から、兎は地上へ逃げ出した！　その逃避行の果てに昇るのは。 年末年始をテーマに書いた掌編。

龍ってなんでしょう？十二支の中の辰である龍だけ実際には見えませんね。 ねずみもひつじもいるのになんででしょう。 実はすべてに龍が隠れていました。 龍とは流れ。流（リュウ）の事であ…

真夜中の語は、　深夜（しんや）、深更（しんこう）、夜半（やはん）（気象庁では「夜半」を「0時の前後それぞれ30分間くらいを合わせた1時間くらい。」としている。）と同様に夜深くの時…

干支の十二支、子（ね）、丑（うし）、寅（とら）、卯（う）、辰（たつ）、巳（み）、午（うま）、未（ひつじ）、申（さる）、酉（とり）、戌（いぬ）、亥（い）を擬人化し、ハチャメチャ設定…

　昔々、世を統べる長を決めるため、ある儀式が執り行われたと云う。 　それは来るべき暦の生まれ変わる日、ちょうど年初めの朝夕、天の元へと参った者の順に、十二の大将を取り決めるという…