「見えてはいけないもの」を含む小説

500字で笑わせるコメディ企画の為に書きました 文章が長くなりがちなので500字に纏めるのに苦労しました……

噂話、怪現象、見えてはいけないもの、夢… 色々な怪談話を集めました。 人から聞いた実話・実体験をベースにしたものもあります。 語り手は話ごとに変わります。

　俺には、見えてはいけないものが見えていた。所謂、妖怪というものだ。 　別にそれで困ったこともなかったので気にもしていなかったが、いつの日からか一人の妖怪に付きまとわれるようにな…

「え、転生って今時？　まじで？」 　新たな元号「令和」になったという時期に、マンガかラノベの世界の如くいきなり見知らぬ空間にすっ飛ばされてしまった。 　そこで女神と称する少し…

リストラされた僕が勤め始めた喫茶店のダメ店長、彼はなぜかラッキーアイテムのはずのお守りを僕に残して失踪した。以来、見えてはいけないものが見え始める……。 ※第1回ペーパーウェル…

子どもの頃から見てはいけないものや、見えてはいけないものに出会い、不思議なことがよく起こりました。ここにあるのは実体験に基づくお話です。登場人物の名前は全て仮名です。

その土地には、「少年の形をした死」が存在した。 少年は死者を導き、森へ行く。数多の生命と関わる中で、彼にとっての救済はいかにして生まれるのか。 山形県のモリ供養の風習、諸伝承を下…

ある風の日に散歩をしていた話

信吾には気がかりなことがあった。以前は懐いてくれていた甥っ子の千尋がここ三ヵ月程、信吾に怯え、素っ気なくなってしまったのだ。 一カ月ぶりに実家に帰省してみると、やはり千尋は信吾に…

スタートダッシュこそ爆発的アドバンテージ、そう信じて疑わない少女、山田桜里子は入学式。 約束された恋愛理想郷である霞城中央学園での薔薇色ラブライフ、その第一歩をここに記す―― …