「藤原斉信 枕草子」を含む小説

枕草子に登場する粗忽者（そこつもの）で笑われ者の方弘が宮中の女官に片思いをしていると聞いた斉信たち。そそっかしいけど愛されキャラの方弘の恋を応援すべく、皆で考えた方法とは。枕草子…

和歌の才に秀でたイケメン貴公子藤原実方。ある日ささいな事から行成と口論、行成の烏帽子を叩き落としてしまい、一部始終を見ていた一条天皇に左遷されてしまいます。実方は都に帰りたいと斉…

父君道隆公が亡くなり、さまざまな理由で住まいの移動を余儀なくされた中宮定子。仮住まいの殿舎にはムカデがたくさん棲んでいて、女房たちが困っているという。対応する斉信とそれに巻き込ま…

一条天皇の持病快癒の祈祷のために、真冬の比叡山の有名なお寺に向かった斉信と則光。途中で通りがかった小さな泉の中から自称「泉の精」が現れて…

今昔物語「水の精、人の形になりて…」のパロディ。改築中の無人の屋敷に、怪現象が起きる話を同僚たちから聞いた斉信と公任。噂では屋敷の池に夜な夜な女のあやかしが出現するそうな。真相を…

日差しの降り注ぐ真夏の庭で、熱心に朗詠の稽古している斉信と、それをながめている行成。暑さに参った斉信は…。

蔵人頭になりたての藤原斉信と、人事異動で大抜擢されたもう一人の蔵人頭・藤原行成の出会いをほのぼのBL目線で書いてみました。 枕草子・大鏡をたたき台にした初めてのショートストーリー。