「祠 民俗ホラー」を含む小説

夏目或人はスピリチュアルと自然派に傾倒した両親に連れられ、東北某所に存在する塞村（ふさぎむら）へ移住した。 移住初日、ガソリンスタンドで出会った少女は、村人が足しげく通うという祠…

首を吊って死んでしまった祖父の親戚に挨拶するため、”私”は山奥の僻村・菅爺木(かんやぎ)村へ向かう。その村には、壊せば死ぬと恐れられる祠があり....

浅海蒼輔の大学の後輩・犬神真偽は、最悪のトラブルメーカーである。彼女が浅海を連れてフィールドワークに向かう先は、ことごとく曰く付きの屋敷だの宿だの因習村だの……とにかくろくな場所…

―田岡の者は死んだら一部をお山に返す。 古い慣習を嗤い、全ての物を古臭いと切って捨てた父は山の祠の前で息絶えていた。 一族の古い慣習を託された娘は父の骨を胸に、山へと分け入る。…

牧歌的な毎日を送る山奥の村。 その村にある封印された祠に近づく三人の男。 村人たちを説き伏せ祠を開けようとする男たちの思惑と、祠の真実とは。