「機械の鳥」を含む小説

とある草原に住む遊牧民の少年「七宝族の誉（ほまれ）」は羊の世話が終わった夜、弟とふたり月を眺めていた。 そこに小さな小さな機械の鳥が白い夜明けを運んできた時、彼の世界は崩壊する。…

「西暦」と呼ばれた純粋科学文明が自己崩壊で終焉を迎え、数多の歳月を費やし魔法と科学の混合文明として復興を遂げた現在。魔法協会に属する魔法流派の一派である「翼正会」において、人間以…

　たった1人の家族である妹を探すため、『スノウ』は列車で政府の避難所へ向かっていた。そんな彼女は政府への疑念を胸に秘めており、列車内を巡回している政府の兵士へ反逆の機会をうかがっ…

『ブルームフェザー』。それは小鳥の形をした機械のおもちゃ。 今、この奇妙なペットが子どもたちの間で流行り始めているんだけど…… わたしは、どうしても、この機械の鳥を好きになれな…

　並行世界を渡り歩き、宇宙のバランスを崩す原因となる“世界の歪線（ノイズリンクル）”を取り除くことを使命とする存在、“リーバー”である青年ロンドンは羅針盤（コンパス）の役目を果た…

1話：アルミとガソリンの鳥の唄を聞き続けるのはゴメンだ。 2話：愁いを知らないからこそ、任務を粛々と遂行してくれるのかもしない。 ※同題異話SR -Oct.- 『愁いを知らぬ鳥…