「宇宙の外側」を含む小説

「ねぇ、宇宙の外側って何があると思う？」彼女が小声で言った。 「わからないけど、無があるんじゃない」僕は、見上げた空に浮かんだ「こと座」を見つめながら答えた。 「よく、そう言われ…

世界を救うため――異世界に召喚されたのは、よりによって宇宙の外側で蠢く〝混沌の王〟と〝全知の門〟だった。 彼らは人間の肉体を器として与えられ、「勇者アザト」「賢者ヨグ」という名…

高２の冬休み。青下 夏(あおした なつ)は、本屋で「昔、夏くんとタイムカプセルを一緒に埋めた」と名乗るお姉さん上城 麗華(かみしろ れいか)と出会う。しかし、彼女はどの発言もあの…

今回の話は、ストーリーというよりも、評論に近いものなのかも知れない。「歴史が証明してくれる」とよく言われるが、話は歴史に限らず、オカルト、ＳＦ系にも言えることではないだろうか。か…

私は宇宙に対しても多少の興味はある。死んだ医者であった父は詳しいジャンルが少なかった。これは医者に共通して言えることで、多くの医者は医学に人生を費やす為、話し相手にするのは難しい…

はるか未来、氷河期による全球凍結から脱した地球。 そこは放射能汚染と謎の知的生命体『イシュタラ』の攻撃に晒される地獄の世界だった。 そんな中、他守（たもり）ショウはVRMMORP…

「もうこの世に十分満足されたのではないですか？」突如《僕》の前に現れた女と会話したことにより、宇宙の外側からの侵略者を監視し、世界の平和を守るという謎の組織《日本アウトベイディン…