「大衆向け」を含む小説

本来、日記や手紙は他人の目には触れないものである。 ある少女の名を唐突に知った彼女は、祖父が書いた日記帳に秘密を解く鍵があると考えた。 しかし、その日記帳は一体どこにあるのだろう…

大学祭で販売した文芸部の部誌に載せたものです。

　地球に突如として現れた生物『アメミット』に侵略され崩れていく世界。『救世主』と名乗りながら、異端な政治で日本を動かす『管理政府』。そんな世の中に疑問や不信感を抱く十七歳のやや内…

生まれた時から全てを手にしている公爵家の次男、エルト・ランテイル。 自分は神に選ばれた存在であり平民や格下の貴族から搾取するのがカッコイイという謎の考えを持っている彼は、(自分…

天狗の一族として産まれたOL。 しかし、天狗の掟で人間との恋愛は禁止。 恋する事を諦めていたが、人間を好きになってしまう。

楽しく書いていますが、大衆向けではなさそうです。読者は、ほぼいません。2PVと♥️1コです。ＳＭ・主従関係に興味ある方は、楽しんで貰えると思います。 宜しくお願いします。

版元(出版社)蔦屋(つたや)のお抱え絵師として居候させてもらっている一九は、ある日、自分の雇い主であり恩人である蔦屋重三郎から、大衆向けの小説を書けと、無茶難題を突き付けられる。…

人口17万の、駅前と国道沿いだけ栄えてる。そんな都会以下田舎以上の片田舎に住む主人公が、世界や自分自身と向き合いながら書き表していく短編集。

名も知らぬ者たちの日常。 想像で作り上げる日常。 頭の中では生きています。 暇な時間に思いついたものをただ書いただけの、とびきり短いショート小説の溜まり場です

都内からほど離れた汚いビルの一室に，看板のない占い師がいた。 そこには，悩みを抱えた人たちが引き寄せられるようにやってくる。 数々の人たちが救われ，繋がり，幸せを掴むために生き…

「並行世界」「異世界」と呼ばれるものは「無」というもので隔たれているらしい。 そんな場所に存在してしまったら「規格外の存在」でもない限り、すぐさま「無」にのみ込まれて消滅してしま…

近かったようで遠くの存在へ。 親近感は当時と同じでも、もうあの時と一緒という訳にはいかない。 二人の時間と気持ちの分岐点。 そんな場面の一幕となっております。

短編の小説集です。 一編はそれほど長くないのでお気軽に読んでいただけたらと思います。

鈴木が目を覚ますと、伊藤からのメッセージが届いていた。 一行目は「ヤバい」……、これは急を要するかもしれない。足早に伊藤の家へ向かうと、 鈴木に待ち受けていたのは、耳を塞ぎたくな…

ある日、牧野友和は姿を消した。手掛かりはどこにもなく、警察も手詰まり。彼は一体どこに・・・・・・。 彼が消えた”現実世界”では、彼の失踪をきっかけに、大きな歪みが生じてしまう。こ…

事件から４２年後に書かれた『仮名手本忠臣蔵』で悪者に歪曲された吉良上野介。 配流先の諏訪高島城で21歳の生涯を閉じた孫・義周が明かす、一連の事件の真相。

数年前、たった数ヶ月だけ同じベッドで寝ていたあの子。 モデルでタレントだった彼女は、今はもうどこにいるかも分からない。 僕は、彼女の最後の言葉の意味を、知らないままだった。

彼女と全力の一局を指すため、僕はプロ棋士になった――これは、叶わない願いと、AIと、将棋についての話。 ＊「小説家になろう」にも掲載しています。