「不思議の国のアリス」を含む小説

この町には「名物」……もとい「迷物」がいる。間土発太(まどはった)という男だ。 こいつは神出鬼没、奇妙奇天烈にして帽子愛好家ときている。で、その当人が道の向こうから走ってやって来…

「おれ」は、鬱屈していた。金も女もなくて、何をやってもうまくいかない。街をぶらついていると、オンナの「ピエロ」によびとめられた。「いいアルバイトがあるんだけど…？」おれは、不思議…

大きな広場のすみっこにあるクロヤマアリの巣に住む、小さくて非力な二匹のアリ、アリスとテレス。彼女たちは他の働きアリよりも力が弱く、いつも女王アリに叱られてばかり。しかし、ある日、…

ゲームが趣味の高校生カズがいつものようにＶＲのＦＰＳ《Battle of Duty》で遊んでいると、 前触れもなく女性フレンドから「会おうぜ」と誘われます。 「いったいどんな…

国営備北丘陵公園へ遊びに行った家族は、そこで妙なものと出くわします。そいつから試練を与えられた一家は、どのようにそれを乗り越えていくでしょうか。

大好きなコメディアンを大好きな御伽話の中へ。不思議の国なアリス&トムブラウンのパロディです。 ツッコむ帽子屋とボケるハンプティダンプティ。 チェシャ猫は言う、ここではみんな気が狂…

母なる大地が「ない」世界。 見渡す限りの青空と海、そして空島 魔物、異星の神の手先が世界を襲う 飛行艇に乗り込んで世界に挑む少年セロの 他にはない冒険が今始まる！ ー…

一話づつ完結しているので、お好きな回からどうぞお入り下さい。甘口評価でお願いします。

『 ファンタジア、リマージュへようこそ。』 引きこもりのゲームオタクの虹ケ丘光は、何をやっても冴えない女子大生だ。 元から脳味噌が不器用であり、人とのコミニケーションや勉強、仕…

“名前”など無い、へんてこな世界。 別の世界からは…服を着て地を駆ける、時計を持った白いうさぎが誘う...“不思議の国”と呼ばれていた。 白うさぎに誘われて不思議の国に迷い込んだ…

中学一年生の有栖川 語(ありすがわ かたる)はいじめを苦に飛び降り自殺を図った。が、彼が次に目覚めた場所はおかしな住人達がいる『狂った鏡の世界』だった。 語は｢アリス｣となり、狂…

俺はなぜ妄想しているのだろう……。 有栖川 有太朗(ありすがわ ゆうたろう)は特にこれといった刺激もない退屈な学園生活を送っていた。スクールカーストでは下位グループにカテゴライズ…

１３話完結。 恋人との待ち合わせ場所には、ウサギのぬいぐるみが置かれていた。 そのぬいぐるみが言うことには、恋人はどこかに閉じ込められているらしい。 彼を救出するためにはパス…

一般的な高校生の俺、有須啓介。 ある日一人の少女の落とし物を拾ったことがきっかけで、空の色さえも違う「ワンダーランド」に迷い込んでしまった。しかもそこは「契約」がすべてであり、し…

昔つくったやつです。ファンタジーのようでSFです。どんでん返しがあります。かるく読める短編ですのでヒマつぶしにどうぞ。

持て囃される美貌、忙しいが高給な仕事、いつでも優しい夫……誰もが羨む人生を送る加古川有朱(38)には、ずっと抱えている悩みがあった。自分がいつか老いて、捨てられる事。 変化に対し…

オフコースの『さよなら』を聴きながら書いています 不思議の国でサバイバル

有栖透子は何度も目を覚ます。 夢と現実の区別がだんだんできなくなり、周りの人間の行動が疑わしく見えてくる。コマを回しても見分けられない謎が、アリスが不思議の国に迷い込むように加速…

不思議の国のアリスの歌は知ってるかい？ グリム童話と落語もあるよ その代わり、俺の青春時代に感想を聞かせてくれ