「ブラッドムーン」を含む小説

世界屈指の強国マリリアントの王女ネルは今時珍しい魔力を持たない子だった。 十二歳までに魔力が開花しなければこの先もないだろうと言われていた。一年過ぎ、十三歳になった年、ネルは怒り…

人々は狂い、血がまき散らされる。（※重複投稿しています）仲仁へび

東京には多くの「魔」が潜んでいる。彼らは闇に潜み、人を襲う。人は「魔」と戦う術を得た。魔を祓うための術、法術を使う者たちは今日も戦い続ける。例え、最後の一人になったとしても....

「現世と前世の交差する百鬼夜行の夜は、阿鼻叫喚に染まる終末の始まりである。救われる術は、世に悪鬼たちを解き放つ白銀の人狼を狙い打て」 　そう言い伝えられて約一千年。田舎にひっそ…

十六度目の夏。 ひとりの高校生と売れないミュージシャンは出会った。赤い月が輝く、不思議な夜だった。 学校でのできごとを引きずり落ち込む高校生に、ミュージシャンは連れていきたい場所…

それこそが、赤い満月へと至るのだろうか―― 『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。 更なる発展を掲げ、電波塔計画が進められ……そして二〇一…

動物の言葉がわかるキラ、骨董の言葉が聴こえる真也、二人は星砂家に住んでいる。 ある日、異世界から王子がやってきた！？ 魔物と戦ったり大騒ぎ、そこに王様が手違いできてし…