「恋人の恋人」を含む小説

付き合ってはないけれど、なんとなく、この関係を続けたい。 面倒なことなんか後回しにして、君と怠けて過ごしたい。 君のことをどう思ってるとかないけれど、君が好きな私でいたいと思って…

わたしは結婚して、彼と一緒に住みはじめたけれど、何だか離れてしまった気がする。

10分間。たった10分間、彼氏がスマホの向こうの誰かに取られる。

ある土曜の夜。 あなたは自宅で、小学生の頃からの付き合いである幼馴染といつものように過ごしていた。 まるで家族のようにあなたと親しい彼女は、仕事で疲れ切ったあなたを見てある提案を…

ふと漂った甘く危うい香り。それは、20年前の記憶の扉を開けた。 けやき並木と、ある女性との静かな余韻。1分で読める、香りが紡ぐ記憶の物語。

留学を控えた涼介に、高級ブランドのボールペンを贈った結衣。 だけど、彼が一番うれしそうに語ったのは、別の人からもらった3色ボールペンだった。 隣にいるのに、笑顔の残酷さに胸が砕け…

大学生の美琴と恭介はお互い一目惚れで付き合うがある日突然恭介が別れを告げてしまった。 それから2年後、美琴は強盗殺人事件によって肉親の全てを失ってしまう。 被害者遺族として地元…

それは、懐かしい、あなたを思い出すメロディ。 もう戻ることのない恋人たちの物語。

実際に15歳の頃に書き上げたものです。思い出の証です。

恋なんて、もういい――と思っていた。 二十八歳の杏奈は、仕事も趣味も友達も充実している。恋愛は人生のスパイス、それ以上でも以下でもない。 そんな杏奈の唯一の男友達・悠真は、気楽…

高校で隣の席になったリンネちゃん。銀髪碧眼の彼女は八方美人で誰にでも優しい。 偶然に、俺はリンネちゃんの毒舌を聞いてしまった。それからというもの、リンネちゃんは俺にだけ厳しくな…

「好きじゃない、が口癖の幼馴染。 　だけど本当は、ずっと目が離せない――」 高校2年生の風間陽翔と藤宮澪は、機械いじりが好きな幼馴染。一緒に過ごすのが当たり前で、お互いまったく恋…

２０３０年。月のウサギが戦争を仕掛けてきて、地球上のクラゲをすべて奪っていった。同年、推しのバンドが解散した。バンドのボーカル＜一 九十九＞とわたし＜神酒コウ＞はひょんなことから…

　最近、流布している、二つの噂があった。 　一つは《首なし》という化け物が出没するという噂。 　もう一つは、ある迷宮の奥深くに至ると《永遠の生命》が得られるという噂だ。 　僕の恋…

ポエムを2つ編みました♡

クールな優等生たちが、世界の法則を修正するため、謎のアプリで強制的にイチャイチャさせられる話。 合理主義を貫く学年トップの秀才・如月理人。神社の娘で、どこか神秘的な美少女・神凪…

　この世とあの世の間には、死者の魂が迷い込むダンジョンがある。そこにはダンジョンの治安を守るために領主がいた。そして領主の力は契約婚にて継がれていた。 　十数年前、片桐修は領主と…

空の色が変わるたび、思い出が増え、想いが深くなる。 青からピンク色に染まった空の下で交わした想いは、 ほんの少しの悪戯で、甘く切なく心に残る。 空を見るたび、二人の時間と思い出が…