「商店街」を含む小説

駅前から線路沿いに続く白樺並木の商店街には 大人の背丈ほどもあるランプが置かれた喫茶店がある。 ただ会いたくて、私は毎日、お店の前に立つ。

　寂れた商店街にあるカレー屋さん。 　そこにいる店主は、耳を疑うような商売をしていた。 「カレー、食べていくネ！？」 「いや、遠慮しておきます……」 「そっか……じゃあカレーの…

2時間ワンライ、書き出し「吾輩は猫である。」という企画で書いたものです。

じつはね。地球は七つある。５話で1エピソード完結の連作短編集。特撮愛。 星町第三小学校教師、阿賀川マモル。地元商店街の幼なじみたちと、夜中に泣き声がするという校舎の巡回に向かう…

ゆったりとしたカーブを描くレールを走る単線は駅へと速度を落とす。 白樺並木の合間にチラリとのぞく大きなランプがたたえる月のような灯。 届かなかった思いを抱えてさまよい、たどり着い…

【KAC2023】第７作！　商店街シリーズのラスト777字です！ できれば１、２、６作をあわせて読んで欲しいです。 ぽんぽこ商店街で洋品店を営む白束装子（しらつかしょうこ）は、…

　僕が、本を頼んだ本屋が閉店した。 　理由をニュースで知った。商店街では、噂話が花開いている。手伝いに言った施設でおじいさんとおばあさんの話を聞いた。 　子供たちに職員が話をして…

休日の商店街を歩いていた女子高生保坂モモは思いがけず文芸部のセンパイ本郷好実と遭遇する。 ※KACお題六「アンラッキー7」参加作品です。

【KAC2023】参加！ 商店街シリーズ６作目！！ 恋愛対象を、見た目や条件だけで探すと思わぬ落とし穴があるのかもしれません。

とある町の商店街。 その片隅に小さな古書店がありました…… 古書店の男の子と、とある理由でその店の常連客になった女の子の話。

【KAC20235】 こちらは商店街シリーズとは別ものですw 笑っていただけたら嬉しいです！

【KAC2023】参加！ 商店街シリーズ５作目！ これは愛妻家の僕の日常のお話。 ついにホラーを脱却か？　いや……

商店街の寄合に出かけたお祖父ちゃんに代わり、古書店の店番をしていた私。 そこへやってきたクラスメイトの三森君。 茶飲み友達のお祖父ちゃんがいないからって、私にアレの話をするのは止…

　失敗続きのお仕事。 　僕は、気晴らしに、通勤コースを外れて、夜のお散歩と、洒落込みました。 　僕の目の前に滑り込む鉄道列車。 　月の夜鉄道、あの頃行き。

真夜中の、異世界感がある商店街は、そのまま異世界への通用口。 それは酔いが見せた幻覚か。それとも本当の異世界か。

KAC20234参加作品 ぼくは夜の商店街をそぞろ歩く。 昼間の賑やかな喧噪が苦手なので、誰も会わない夜の方が気が楽だった。

　夜中にふと目を覚ましたシミは、目を擦りながら周りを見渡した。運転席の時計は１１時を過ぎている。 「……てんちょ？」 　助手席の窓を開けて身を乗り出し、外を見回してみるけれど…

【KAC2023】参加！ 商店街シリーズ4作目！　ついに達成777字！ これは精度の低い予知能力を持つ「私」と「彼」の夜道での出会いのお話。 ところで私はいつホラーから抜け出せ…

本作品はいつも素敵な作品を読ませてくださる@ramia294さんの作品、作風のオマージュになります。 （本家はこちら） https://kakuyomu.jp/users/ram…