「メモ？」を含む小説

錆と潮の香りが漂う港町。記憶を失った男が路地裏で目覚める。彼の手がかりは、ポケットの中の「午後七時、灯台で待つ」と書かれた一枚のメモだけだった。 抗いがたい衝動に導かれ灯台を目…

タイトルは「ミカン」と読みます。 16歳の少年が社会的欲求とプライドの狭間で落ち着くことができないお話を彼が愛用したメモが語ります。

遥か千年前――。 世界は二つの理（ことわり）に分かたれた。 ひとつは、星の言葉を操り、世界の法則を書き換える者たち。 魔法学派マギア。 「知識こそ力なり」「公式こそ真理、数式が…

英語学習やその他考えたことなどをまとめています。

考えたことはそのまま実行すると短絡的な行動になるので、こうやってちゃんと考えないと。僕は気持ち悪いという言葉は望んでいないし、かなえさんもそういう否定的なことは言わないと思う。言…

ただのメモ書きです。 よしなに(∩´∀｀)∩

なんてことのないふたりぐらしは、ある日ふっと終わってしまった。 植物好きの女性「僕」から、同居人の女性「君」へ宛てた、遺書を兼ねたいくつかのメモ。 ◆ 「クトゥルフ神話TRP…

せっかく公募に出すなら、ミスマッチは避けたい。じゃあがっつりレーベル分析しよう、頭の中で整理するためにレポートにするか、と書き始めたのがこちらです。 単なるメモですが、お役立て…

　大規模な工事に先駆け、予定地の自然環境を調査し、工事の影響を評価する環境アセスメント、その調査員。 その実態はアマチュアの昆虫研究者にして採集者。 　このエッセイでは、環境ア…

超気まぐれ更新。 真面目なものから下らないものまで、私がX/Twitterや『津多ノート』などで書き残した言葉をまとめるもの。 とても短い小説を投稿することもあるかも知れません。

ほぼ自分のためのメモですが、何かの参考なればと思って出しておきます。 （黒魔女の書庫の直後に書いたので文章がだいぶおかしいです。）

たまに書きたくなる詩集。（短歌・俳句などの韻文全部） 樅木 霊（もみのき れい）の韻文集。散文にならない言葉の卵を孵したくなくてそのまま展示。大切にゆっくり刻み込むための寝室の…

　これまで、根本円（ねもと・まどか）はただ普通に真面目に暮らしてきた。ところが、十八歳の誕生日に、これまでには気づかなかった事に気づき、それをおかしいと感じ始めた。 　普段と同じ…

「これしかなくてごめんなさい」 ポストに入っていた封筒の中には、千円札が一枚と、走り書きのメモ。 シングルマザーの井上美咲は、財布を失くした夜、誰かの優しさに救われた。 千円…

余命半年の司書・綾芽は、深夜25:61にだけ“亡き恋人からの既読”を受け取る。既読のたびに体は軽くなり、スマホには「たすけて」「きこえる？」の下書きが自動保存される。録音に混じる…

山間の小町・藪ノ輪町。回覧板の表紙には昔から短いメモが添えられる――「今日は角を曲がらないで」「赤い車には手を振らないで」「ご負担をおかけしない範囲で」。無害な助言は、いつしか行…

前回 『10万文字は、実はそんなに大変じゃない。』 https://kakuyomu.jp/works/822139838152513570