「「私小説」」を含む小説

一話完結、基本三百文字以下の記録。

パジャマ姿でゲームに没頭する、実家暮らしの広美。 社畜デザイナーの寺西。 子育て真っ最中の上原。 彼女たちが生きる今日。 読み進めるうちに、この物語の静かな揺らぎに気づくだろう…

【祝 100PV達成 お読みいただいた皆様、誠にありがとうございます！】【祝 ♥️80個達成 お付け頂いた方々、誠にありがとうございました！】 　なにげなく、のほほんと生き…

　ある夏の暑い日。蝉の、耳をつんざく声をどこか遠くに感じながら、ぼーっとしていた。 さっきまで読んでいた読書感想文を書く予定の課題本は、そばに放り投げた。 読むのが辛くなったから…

はじめまして。 初投稿になります。 17歳の晩夏、ふと書きたくなった物語です。 独白のような、誰にも届かないラブレターのような、そんな気持ちを込めました。 静かに読んでいただけた…

私には名前のない持病がある。それは、唇に現れた小さな肌荒れから始まった。 誰も異常だと気づかない。医者も、家族も、私の苦しみを理解しない。 それでも症状は進行し、顔の皮膚は崩れ、…

秋田県男鹿市・脇本。寒風山の涼風と、潮の香りが運ぶ夏のはじまり。 既婚同士で出会ったふたりが育んだ関係は、恋愛とも友情ともつかない曖昧なかたち。 セリの根っこが主役の鍋、呼び…

「そういえばアレ、怖かったな……」 「不思議だったなあ」 というオカルトな出来事覚書。 思い出したら書きます。 自分はお化け見えません。 霊感ありません。 心霊スポット行きません…

護送車が停まっていた。 しっかりと、厳重に施された防御柵により中は見えなかったが、きっと罪人を運んでいたのだろう。

夕焼けが綺麗だった。 すごくすごく綺麗だった。 人を殺してみようと思った。 (三話完結です) ※小説家になろう様にも投稿しております。

シナリオライターを片手間でやっている、いわゆる「引きこもり」の私、中野まひるは 資料代わりに見たAVの主演女優、藤堂真鈴（通称まりりん）に心を惹かれるようになる。 SNSをフォロ…

才能は昇華させなければならない。才能が天才になるためには、それぞれに固有なものが必要になってくる （中略） その才能を研ぎ澄ますための鍛錬や経験、知識を取り込んでいく。そして…

学校に行くという普通のことから自ら疎外の一挙を辿った「僕」の気付きの一連を描いた私小説。

これは自分の伴侶と死んだ兄に対するラブレターでしかありません、なので日記のようなものですが 現実に少しフィクションを加えてとても切ない恋愛小説でもあり、近未来SFにしました。ビブ…

主人公に名前はありません。ほぼ私です。 私小説でありますが、アイデンティティーを得る話で、 短編ですので数日で書き終わると思います。 男性にこそ読んで欲しい小説です なぜSFな…

幼馴染みの東条かなこが死んだ。死因は、自慰のし過ぎによるテクノブレイクだった。かなこの死後、僕は遺留品を整理している際に、仮装服専門店「アイズ・ワイド・シャット」の名刺を見つける…

親からの愛を知らず、自分を殺して生きてきた。 世界は、色のない灰色の風景だった。 そんな私の日常に、彩りと温もりをくれたのは、なぎさという一人の少女。 彼女と過ごす時間の中で、…

4年前の朝と、今の朝。