「愛おしい」を含む小説

小さい頃から"何も出来ない子"だった真。 今も昔も虐められていて、どんどんマイナス思考になっていく真に和樹と言う男が… 和樹目線の小説です。 ハッピーエンドでは無いのでご注意…

　まぁそれなりに頑張って生きてるんだけれども、生き方が下手くそすぎて笑っちゃう。そんな、ままならない自分を楽しんで貰えればいいのかななんて思います。バカバカしくも愛おしい日々の隅…

大きな鳥籠の中に佇む紫魔子。彼女の足は病的なまでに白く透き通っていて、ひやりと冷たく、まるで死人のような足をしている。ああ紫魔子、私の紫魔子……。美しい紫魔子の足と戯れる男のある…

――俺は、女子を好きになることができない。 王 皓也は、同性の幼馴染のことが好きだった。 2025年、15歳の夏。女子という同年代の男子誰もが心の大半を占めているようなことに、彼…

伊達政宗。戦国の世で東北地方を収めたかの有名な戦国大名。独眼竜とも言われた彼であった失った右目の代わりとなった腹心片倉小十郎。彼は生涯を伊達政宗に仕えていた。 そして、４００年ほ…

2250年、魔力と呼ばれる未知のエネルギーが発生し、世界を覆った。 発生源は不明であり、特性も謎という摩訶不思議なエネルギーだった そして、その3日後、ステータスと呼ばれ…

怪異──それは、この世のものならざる事象を指す言葉。 とある怪異の影響により不登校になった男子高校生「天沢」（あまさわ）。彼はひょんなことから小学校の幼馴染「夕善　喜」（ゆうぜ…

人に興味のない男子高校生は、孤独を知ることもなく平穏な生活を楽しんでいた。そんな中、中学からの同級生であった、ひばりに出会い付き合い始めるが、ひばりは病気で余命が一年しかなかった…

それでもいいと思えた恋だった 永遠の別れから始まる物語 今でもあの日の全てが愛おしい 関西弁で書き残します

コトバのかけら 聴覚障害の楓、何をやっても中途半端な青年爽馬。 とあるカフェの前で雨やどりをする楓、カフェでバイトをする爽馬。 爽馬は、ひと目で楓を好きになる。雨やどりする楓に1…

「切なさだけで、悲しみだけで、君の街まで飛べればいいのにな」 僕達はある日出逢った。橋の上から石を落として孤独を忘れようとしていたあの時に。 僕達は紡がれた。水面を切る平べったい…

オカルトが好きな少女、湊しおりは、大学のオカルトサークルに入り、そこで出会った少年、神谷潜斗に恋をする。 幸せな記憶を作る中、しおりはとある声に悩まされる。 とある日、しおりは聞…

　小学六年生の春、絵本作家の父とともに山奥の村へと引っ越した美国の前に次々と現れる、少しだけ怖くて、でもちょっぴり愛おしい、面白くて不思議なモノたちの物語。

誰もがみんな心のどこかに『闇』を抱えている。 自分自身さえも傷付ける負の感情、悪意は現代社会に蔓延っており、歪んだ心は他人を不幸にしてしまう。 自我を忘れ暴虐をもたらす連続失踪事…

北の大地・都市領王国メアで運び屋を仕事にする隻(せき)は、背中に印(しるし)と呼ばれる翼の形の痣を持っていた。 いつも通り、王都での仕事を終え、生まれ育ったホウロウ街に戻るのだが…

饕餮（とうてつ）…古代鏡に封じられていた『陰界』の怪物。主人公を介して人語を解する。熊獅子の貌（かお）、羊の如き角、肩甲骨に突起、尻尾を持ち、獣毛だらけの胴に手脚には鉤爪を生やす…

一話完結。 二人の少女の頑固なぶつかり合いです。 どちらかが諦めればこうはならなかったのに、ってお話です。 皆様はどうか頑固になりすぎませんように。

　中学二年生のえみは夏休み前の終業式を終えると、翌日友達四人と遊ぶ約束をして別れる。 「また明日！」 日常なんて変わらずにやってきて、同じ顔ぶれで会って学校に行って勉強して、…