「ショートショート文学」を含む小説

もし自分が演劇をするとしたら、こういうことを考えるのだろうなという想像の産物です。

　ここは深い深い夢の中。真夜中の静寂な海には月がプカプカと浮いているし、ふと空を見上げたのならば、キラキラとした飴細工で形作られた美味しそうな天球に幾千もの星——否、砂糖結晶のき…

エッセイか純文学かただの愚痴なのかよく分からない文字列。

「ストレートネック」とはいったいなんなのか？ その本質に迫るふりをして迫らない非医学系小説。 ※この作品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　htt…

何千ものファンに囲まれながらも孤独を感じる人気アイドル。親の期待に押しつぶされ、無気力に日々を送る青年。 二人の世界は、寂しい冬の夜、UFOキャッチャーの光が照らすゲームセンタ…

倍速視聴が当たり前の世の中に完全アジャスト。 何もかもを倍速でこなす「倍速刑事」が現れた！ しかしとにかく倍速なその逮捕劇には、思わぬ落とし穴が……!? 役に立ちそうで立たない…

　平凡な大学生の「僕」は、毎日、鳥になった夢を見る。 　昨夜も夢を楽しみにして眠りについた「僕」だったが、聞き覚えのない声で跳ね起きると、そこは見知らぬ部屋だった。 　七月も半ば…

荒廃した世界で鳥が鳴く―― 空は広く地上は荒廃して。 世界に人間は滅んでしまった。 世界にいるのはアンドロイド。 人間を問い人生を問う。 そうして終わる一羽の動物を想う。

恋愛成就を祈願したはずが担当違いの神様が現れて、お金で解決する方向へと導かれてしまい……。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　https…

幸せや不幸の全て買い取ってくれる。 化け物店主のなんでも買取屋。 何も無い空間に住む、異形の化け物は人間の差し出す価値ある『何か』を買い取っている。店に訪れた客が化け物に差し出し…

その色合い、実に衝動的でインテンス

唇の味は人によって違う。 熱い、十円玉の味がする。 ５分で読めるショートショート。 隙間時間にどうぞ。

初対面の女から、次から次へと投げかけられる不可解な質問。 妙に具体的なその内容は、果たして何を意味しているのか？ ※この作品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載して…

時間が押しているので、紹介はまた今度。しばし、さようなら。

老夫婦の最後の1時間のお話。

同じ教室の中。もしも全員の机の大きさがバラバラだったら。

夏休みのある日、じいちゃんが言った。 「河童の肌は、緑色とも赤色とも言われておる」と。 ボクはその真相を確かめるべく、河童探しの旅に出た。

　人の命を救いに、北の国からはるばるやって来た男、トムソン。彼は、南の国の荒野で残酷な光景を見つけてしまった。