「#短編小説」を含む小説

ファンタジー短編小説を作ってみました。 楽しんでいただけたら幸いです。

同人作家の彩葉（いろは）は、突然身体の自由を失った。 動けない、話せない……そして文字が読めない。 絶望する彩葉は、どうなってしまうのか。

陰陽師として働いている「來(らい)」は、妖怪である『鴉天狗(からすてんぐ)』によって立て続けに引き起こされる殺傷事件を追っていた。 そんな中調査の為に立ち入った山で、彼は鴉天狗に…

創業百六十年の和菓子屋「きんとん」戦時中は物資の支給も行ったように地域に根付いたお菓子屋。 その跡取り息子（と勝手に親に言われている）の月宮正太郎。 正太郎の父親である平治が、…

囚人カルロス・バラガンは、屈強な用心棒サンチャゴ・カラスとの決闘を行うことになったが、それは公開処刑まがいの見世物だった。偽教授番狂杯によせて書きました。

「僕の将来のゆめってなんだったっけ」 快活で優等生な少年時代を送った彼は、いまでは引きこもりとなっていた。彼に起こった大きな内側の変貌とは。 前後編で完結する短編小説です。

中学の頃、いじめられて守ってくれた、幼なじみ、救都の事が好きになる、だけど高校で、救都が有名人と付き合ってるって、噂に、避ける愛神里、だけど…

恋人と婚約中の乙井果澄は、中学生時代に大嫌いだった同級生・鮎川翠子と、二十八歳の夏に再会する。果澄は、翠子に「大嫌い」だと伝えたいのに、翠子から「喫茶店を手伝ってほしい」とお願い…

　壮絶な家庭環境で育った主人公。 それでも懸命に生き、成長し、長い時を経て、 彼女は幸せを手に入れた……。 しかし、そんな生活も奪われてしまう──。 　死人の手によって。　 …

不動産会社に勤める園譜（えんぶ）は、所長から事故物件ロンダリングを任され物件へ出向く。 ハイツ本絹地２０５号室、前の入居者が首を掻き切って自死した曰くつきの部屋だ。 園譜はこの部…

　人々が様々な『音』に依存する生活が当たり前になった近未来の日本。一年の天気が曇りを占める退廃的な町で暮らす青年・クラウディは町中に響く謎の騒音に頭を悩ませていた。そんな彼の心の…

「言葉売りの少女」 全3話の短編小説。コトバを売った少女の話。 ※後編(第２〜３話)は後日公開 【※告知※】 プロ𛄡クトバベルさんの合同誌”telo sitelen 第三號”に…

　匂いが、触れる感覚が、音が、そして光が——。 　すべての感覚が、少しずつ失われていく。 　それは怖いことのはずなのに、どうして私は安らぎを覚えるのだろう？ 　白百合と黒薔薇が佇…

「誰か……いませんか？」 　その声に呼ばれ、私は生まれた。 　人々の願いを映す鏡として。母親を失った少女の前では優しい母の姿を。白血病と闘う少年の前では信頼する医師の姿を。自閉…

市場に買い出しに行って脱水症状で倒れていた若者を助けた人妻は、そこから美術が好きだった自分を取り戻しのめり込んでいく……

〜あらすじ〜 　神が地上に顕現する時代。 　ミガーネの街を訪れた美貌の余所者。その目的は、依頼主シエラ・バーンネルの母親の仇、「闇を泳ぐ魔物」を捕らえることだった。 　これ…

集英社オレンジ文庫・第231回短編小説新人賞に応募したものを加筆修正したものです。

「お前はパーティー追放だ」 　冒険者・ハヤテは、その言葉の意味を飲み込めなかった。 　あまりにも突然の追放宣告に、どんどん困惑の顔色を深めていくハヤテ。 　無理もなかった。 　…

「えーと、モトフミ・アオエ？　あなたのことを廃棄させてもらいます」 　日本の高校から異世界に転移させられた高校生の一人・青江元文に、 彼らを転移させた張本人の女神・リウはそう…

日常の延長線。そんな物語。