「掌編とか」を含む小説

「お父さん、お母さん、本当にごめんなさい――」。九州の大学でワンダーフォーゲル同好会に所属している主人公達は、北海道の日高山脈にあるカムイエクチカウシ山に登ることを決意する。冬山…

土岐政長という槍の名手がいた。 その槍術は比類なく、一騎当千の呼び名に偽りない活躍であったが、政長は不器用な男であった。演舞にて槍を手元で回すと決まって足下に転がしてしまう不覚…

いとうみことさんの自主企画、お題で俳句に挑戦「コスモス」に参加いたします。よろしくお願いいたします。

恋人へのプロポーズを控え、幸せな気分で電車に揺られる男。 ふと目にした窓外の夜空で何かが光った。 なんだろうと思いながらも、男の頭はプロポーズのことでいっぱい。 男は夜空を眺めて…

一話完結の掌編ボイスドラマ台本です。 ※ボイスドラマ台本は初めて書きました。

一話完結の、短・掌編創作怪談的なものを入れる箱。全部ウソごとです。安心してください。

【1分で読める創作小説2025】 あたたかだったり、ほんのり怖かったり、そんな短い話です。

深夜11時。寝るか夜食か迷う時間。いや、夜食でしょ！

少女は古来より、感受性がとても豊かとされ、その身には人ならざるものが宿ると考えられている。 これは、そんな少女達の物語を時代問わず古今東西から集め、纏めたものである。

ショートショート集です。 筋書きのあるような無いような、不可思議な作品たちを不定期に投稿します。

昼休みの教室。 何気なく頼んだ占いは、思っていたより少しだけ重たくて、 思っていたより少しだけ、心に残った。 決めかねていた進路のこと。 目の前の選択と、その先にある何か。 …

ゆるい職場でよかった。 出勤後、即座にイヤフォン。外界から閉ざされた俺は無敵だ。音以外何も感じない。きっとナイフで刺されても銃弾が飛んできても痛みを感知できないだろう。なぜなら…

きっと、あれが過ぎるのです ―― 例えば、あなたのそばを 何かが妙に食い違ってしまったような、そんなこともあるでしょう？ 無いなどとは、仰せなさいますな 一粒一粒の異世界によ…

私の知っている世界が、気づかぬうちに変わっている。 白く伸びる手が、日常を侵食する。 そして、私も――

これはどこかの誰かが、誰かに聞いて欲しいと思ったこと、そっと呟いたことが物語として産み落とされた。特になんの意味のない、ポエムのような掌編である。

今より少し昔の時代の、華やかな女優と貧しい絵描きの物語。 「綺麗なもの」が好きな女優は、美貌の絵描き・志郎をそばに置いた。 広場を見下ろす部屋で過ごす、女優と絵描きの甘い日々。 …

物理攻撃に長けている陰キャ魔法少女リゲルと魔法攻撃に長けている陽キャ魔法少年ベテル。そんな二人がタッグを組んで怪人に立ち向かうドタバタバトルコメディ。

天才科学者のアフロ博士は超高性能AI搭載アンドロイドのヒャッハーとツッパリを完成させた。 SFコメディです。私の作風には珍しい少しBL風味？ 後で「コメディ短編集」に再掲載し…

エゴサをするが俺の名前はヒットしない。 何故か。何もしていないからだ。 何かしたいわけでもできるわけでもないが、誰かに認められたい気持ちはある。Xでいきなり赤の他人から「君ってさ…