「２ 純文学」を含む小説

星が大好きな孤独な少年と秘密を抱える謎の少年。2人が一つになる時、世界は色づき始めるー。 記憶に閉じ込めた過去、彼の本当の正体…。きっとこれは、僕達だけの、秘密の物語。

テーマは起承転結の起で終わる物語があってもいい。 文学少女は、どの様に色を失い、どの様に色を取り戻すのか。 彼との出会いまでが描かれるそんな作品。 文学少女の容姿はおろか、…

前作『春の匂い』から季節は巡り、 この夏の味は、短歌で描いてみました。 ひとくちで、心がほどけるような夏を。 どうぞ。 🌸春の匂い： https://kakuyomu.jp/w…

　未波(みなみ)と和華(わか)、中学時代からの付き合いである2人は、大学卒業後に同棲を始めた。旅行したり、ゲームをしたり──。お互いの日常を共有した生活はとても楽しいものだった。…

ひみつを打ち明けるたび、家に小さな灯火がともる村。 誰もが心に“闇”と“ひみつ”を抱えて生きている。 灯火の巫女にひみつを語れば、家は守られる―― けれど、ひみつが尽きれば、また…

いえもりいぶんろく。 梨木香歩先生著、『家守綺譚』が大好きな人が書いた一次創作小説です。 原作の設定を多少準拠しつつ、内面の人間関係はかなりオリジナル要素が強めになります。 二次…

会社員として働いている男は、気が付くと海の洞窟にいた。 帰る方法を探していると二羽のカラスが現れ、それぞれが違った道へと男を導こうとする。男は何を思って、どこへ向かうのか。 1…

その日、俺と君の世界が繋がった。俺には君の世界を、君には俺の世界を「破壊」し、君は君の世界を、俺は俺の世界を「修復」できた。２つの互いに反転した世界をまたにかけた冒険が始まる。

伸子は、コロナ収束の兆しの中、初めての一人旅に出る。行き先は名古屋。目的は、桑田佳祐さんのソロコンサート。しかし、その旅は思いがけない出会いを呼び寄せる。異国の青年？ダビデとの出…

「ただいま」――旅の終わりは、薔薇の見える台所ではじまる。 長い旅を終え、球場・エスコンフィールドのできた町に戻ってきた伸子。 ガーデニング仲間・響香との時間が、また静かに動き…

地方都市の交差点、午前２時。星空の下、高校生の真尋と千織は偶然出会い、星の名前を語り合う。千織のスケッチノートと星形のキーホルダー「T」が、二人の時間を特別にする。だが、千織の制…

主人公「源　音（みなもと　いん）」が、特殊な能力「ブルー・アイ（氷結の目）」を持つ少女として、運命に現代に縛られた人生を生きる姿を描く。この能力は、未来を見通し、運命を感じる力を…

三部作の2話目です。滋賀県大津市出身の駆け出し編集者のアズサは、偶然担当となった売り出し中の若い小説家のアヤミと交流を深めながら、作品を創っていきます。天真爛漫で少し天然系のアズ…

「生きるとは何か？」 誰もが一度は考える問いを、彼はずっと抱えていた。 大学2年生になった主人公は、1年目の慌ただしさが過ぎ去り、大学にも慣れたことで自由な時間を手に入れる。し…

投稿したときから主に第2話と第3話の一を見直してます。 男30歳、女30歳ときの話を見直しました。 ―――― あらすじ まだ幼稚園児だった頃、隣の家の同じ年の女の子と約束をした…

※2024年11月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろ…

つまるところ、「文学」とはなんであるか？　簡単そうで、難しい命題。文学部と言っても、人文科学の分野も多様多彩。 小説も、無数の形式や作風、作者のタイプが、百花繚乱。 そういう迷宮…

皆さん、初めまして。灰崎凛音と申します。 僕はいわゆる「公募勢」として2X年書いてきて、数年前からWEBに小説を投稿し始めました（また公募勢に戻ると思いますが）。 これまでに書…

「未来から、世界はやってくる」――これは、18歳で橋から身を投げ、死んだはずの少年NYの物語。彼は生前、名門中学に進むも馴染めず中退し、自室に籠り続けた。物理法則を書き換えるよう…

　1904年、ロシア帝国と日本との軋轢が高まり、2月8日、旅順港に停泊中のロシア軍艦に日本の水雷艇が奇襲攻撃（宣戦布告は10日、ただし最後通牒は6日に手交されていた）し、日露戦争…