阿弗利加乃淫靡 (南少佐シリーズ①)

✿モンテ✣クリスト✿

南少佐と三人のメイド1 エチオピア編

1901


 日露戦争開戦の三年前、1901年。大日本帝国陸軍は、南辰之助少佐を在エチオピア日本大使館の駐在武官として、アジス・アベバに派遣した。南の任務は、バルチック艦隊がアフリカ沿岸を通過する可能性を見据え、マダガスカル島からコンゴ、中央アフリカに至る広範囲の動静を探ることだった。ロシアの野心がアフリカにも及んでいる中、彼の目は鋭く諸国の情勢を見据えていた。


 アジス・アベバに到着した南は、当初ホテル暮らしをしていたが、大使館から「コロニアル風の邸宅を借りてはどうか」と提案された。任務の長期化を考慮すれば、それも合理的だった。


 彼はその手配を大使館に依頼し、紹介されたのは地元のイスラム商人、アブドゥル・ハッサンだった。アブドゥルは恰幅の良い男で、口髭をたくわえ、流暢なフランス語で南に話しかけた。「ミスター南、邸宅の一人住まいではなにかと料理も洗濯も掃除も面倒でやんしょう?メイドを雇っちゃどうかね?」


 南は確かにその通りだと感じ、アブドゥルにメイドの手配を命じた。


 数日後、アブドゥルが連れてきたのは、エチオピア人の18歳の娘、アビツェ・ケベデだった。長身で漆黒の肌を持ち、瞳は夜空のように深く輝いていた。彼女は南に気に入られようと、日々懸命に働いた。


 エチオピアの風習では、メイドは主人の夜の相手も務めることが暗黙の了解だった。アビツェは言葉なくとも夜な夜な南の寝室を訪れ、最初は戸惑い拒んだ彼を、蠱惑的な仕草と熟練した愛撫で虜にしていった。南は任務に厳格な軍人だったが、彼女の熱い肌と甘い吐息に抗えず、やがてその関係を受け入れた。


 アビツェが南の寝室に夜這いをかける最初の夜のこと。


 アジス・アベバの空は星々に覆われ、邸宅は静寂に包まれていた。時計が午後11時を指す頃、アビツェは自分の寝室の藁葺きのベッドからそっと起き上がった。漆黒の肌が月光に照らされ、彼女の長身が薄い布に包まれたまま影を落とした。裸足で足音を殺し、彼女は南の寝室へと忍び寄った。木製の床が微かに軋む音さえも、彼女の軽やかな動きでかき消された。


 南辰之助は深い眠りの中にいた。任務の疲れが彼を沈ませ、規則正しい呼吸が部屋に響いていた。アビツェは彼のベッドサイドに跪き、静かに布団をめくった。南の鍛えられた胸が露わになり、薄い汗が彼の肌に光っていた。彼女の瞳が欲望に輝き、細い指が南の胸をそっと撫でた。指先が彼の乳首を掠めると、南の体が微かに震え、寝息が一瞬乱れた。アビツェは唇を湿らせ、蠱惑的な笑みを浮かべた。


 彼女の手はさらに下へ滑り、南の腰布にたどり着いた。そっと紐を解き、彼の男のアレを露わにすると、アビツェの熱い吐息がそれに触れた。彼女の指が南の男のあそこを優しく包み、ゆっくりと上下に動かし始めた。熟練した愛撫で彼を刺激し、眠る南の体が無意識に応えた。男のあそこが硬さを増し、彼の眉間に微かな皺が寄った。アビツェはさらに大胆にそっと舌で触れ、先端を軽く舐め上げた。甘い唾液が彼を濡らし、彼女の舌が円を描くように動くたび、南の寝息が荒くなった。


「う…ん…」南が呻き、眠りから目覚めかけた。アビツェは彼の耳元に顔を近づけ、「旦那様…私を…」と甘く囁いた。彼女の声は熱を帯び、南の理性を溶かした。彼の目が薄く開き、ぼんやりとした視界にアビツェの漆黒の裸体が映った。「アビツェ…何だ…」と呟き、彼は拒もうとしたが、彼女の手が男のあそこをそっと掴み締め、ゆっくりと擦り上げる動きに抗えなかった。


 アビツェは南の胸に跨り、濡れた密かな部分を彼の硬くなった男のアレに擦りつけた。彼女の熱い肉が彼を包み込み、南の理性が崩れた。「貴様…!」と彼が低く唸った瞬間、アビツェは腰を沈め、彼を一気に飲み込んだ。南の大きなアレが彼女の奥を突き上げ、アビツェの喘ぎが部屋に響いた。「あぁ…旦那様…!」と彼女が叫び、腰を淫らに振った。南は目を閉じ、任務の厳格さを忘れ、彼女の動きに身を任せた。


 だが、アビツェの蠱惑は彼を支配するだけでは終わらなかった。彼女は南の手を自分の豊満な胸に導き、「私を犯して…旦那様」と囁いた。南の軍人としての抑制が砕け、彼は彼女をベッドに押し倒した。アビツェの漆黒の肌が白いシーツに映え、南は彼女の太腿を割り開き、激しく腰を突き立てた。彼女の密かな部分が彼を絡みつき、熱い愛液が滴るたび、淫らな水音が響いた。アビツェは「もっと…もっと…!」と喘ぎ、南の動きを煽った。


 南は彼女の首筋に歯を立て、胸を揉みしだきながら、獣のように彼女を犯した。アビツェの体が跳ね、絶頂に達すると、彼女の密かな部分から熱い汁が溢れ、南の下腹を濡らした。彼もまた限界を迎え、彼女の奥に精を放った。二人の汗と吐息が混じり合い、寝室は淫靡な熱気に包まれた。


 夜が更ける中、アビツェは満足げに南の胸に寄り添った。南は目を閉じ、任務の重圧と背徳的な快楽の間で揺れながら、彼女の熱い肌に沈んでいった。以後、彼女の夜の訪問は続き、南は軍人としての自分を忘れ、彼女の虜となっていった。


 ある日、アビツェが南に言った。「旦那様、私の家は貧しいんです。兄弟姉妹が12人もいて、両親は食い扶持を減らすために妹も奉公に出そうとしています。旦那様、妹を雇っていただけませんか?」


 彼女は16歳の妹、マリアム・ケベデを連れてきた。アビツェがニヤッと笑い、「処女じゃあございませんよ。エチオピアの女は、初体験は12歳か13歳ですからね」と付け加えた。南は一瞬たじろいだが、アビツェの懇願とその裏に潜む打算的な瞳に押され、妹を雇うことにした。


 マリアムも漆黒の肌をした美少女だったが、姉に比べて小柄で、柔らかな曲線が特徴的だった。最初は穏やかに家事をこなしていたが、やがて姉が夜な夜な南の寝室を訪れることに気づいた。


 ある蒸し暑い夜、マリアムは姉アビツェが寝入ったとばかり思い、好奇心と嫉妬に駆られて南の寝室へと近づいた。扉が僅かに開いており、1インチほどの隙間から中を覗き込んだ。月光が差し込む部屋の中で、アビツェの漆黒の裸体が南の鍛えられた体に絡みつき、二人が激しく抱き合っているのが見えた。アビツェの喘ぎ声が低く響き、南の荒々しい吐息がそれに応えていた。


 マリアムはその光景に目を奪われ、胸が高鳴った。彼女の手は無意識に自らの太腿に滑り、薄い布越しに密かな部分をそっと撫で始めた。指先が熱を帯び、彼女の吐息が小さく乱れた。アビツェの淫らな叫びが頂点に達するたび、マリアムは自らの動きを早め、漆黒の肌に汗が滲んだ。だが、行為の終わりが近づくと、マリアムは我に返り、慌てて自分の部屋へと駆け戻った。藁葺きのベッドに飛び込み、寝ているふりをして息を整えた。ほどなくして、アビツェが満足げな足取りで部屋に戻り、深い眠りに落ちるのを確認した。


 その夜、アビツェが寝入ったのを見計らい、マリアムは決意を固めて行動に移った。裸足で足音を殺し、南の寝室へと忍び込んだ。南は行為の余韻に浸り、薄い汗に濡れた体で眠りに落ちかけていた。マリアムはベッドサイドに跪き、姉と同じように布団をそっとめくった。南の男のアレはまだ熱を帯びており、彼女の瞳が欲望に輝いた。


 小柄な体を寄せ、柔らかな指で彼の男のあそこを包み込むと、ゆっくりと擦り始めた。南の寝息が乱れ、彼が目を覚ましかけた瞬間、マリアムは耳元で甘く囁いた。「旦那様…姉ちゃんだけでいいんですか…?」その声に蠱惑的な響きがあり、南の理性が揺らいだ。彼が「マリアム…何だ…」と呟き、拒もうとした刹那、彼女 isa姉に負けじと大胆にそっと舌で触れ、先端を舐め上げた。南の体が震え、彼の手が無意識に彼女の髪を掴んだ。


 マリアムは南の胸に跨り、16歳の若々しい密かな部分を彼の硬さに擦りつけた。彼女の熱い肉が彼を包み、南の軍人としての抑制が崩れた。「貴様…!」と低く唸った瞬間、マリアムは腰を沈め、彼を一気に飲み込んだ。南の大きなアレが彼女の奥を突き上げ、マリアムの喘ぎが部屋に響いた。「あぁ…旦那様…!」と叫び、彼女は淫らに腰を振った。南は目を閉じ、任務の厳格さを忘れ、彼女の動きに身を任せた。姉とは異なる柔らかな肉感と大胆さに抗えず、彼は16歳の漆黒の美少女を犯すように仕向けられたまま、獣のような欲望に溺れていった。


 やがて、南とアビツェ、マリアムの三人は奇妙な均衡の中で暮らすようになった。夜になると、姉妹は交互に、あるいは共に南の寝室を訪れ、漆黒の肌を重ねて卑猥な悦楽に溺れた。姉妹の喘ぎ声が邸宅に響き、南は任務の重圧を忘れ、彼女たちの熱い肉体に没頭した。




南辰之助:大日本帝国陸軍少佐、アフリカ大陸諜報担当

アブドゥル・ハッサン:エチオピア、アジス・アベバの商人

アビツェ・ケベデ:12人兄弟姉妹の三女、南少佐のメイド

マリアム・ケベデ:12人兄弟姉妹の六女、南少佐のメイド

ヘレナ・ファン・デル・メルウェ:

英国とのボーア戦争で没落した農園領主の娘。南アフリカのボーア人(アフリカーナー)、南少佐のメイド。

クラーラ・ファン・デル・メルウェ:ヘレナの若い叔母。27歳の美女。


※この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

※この物語は性描写や飲酒、喫煙シーンを含みます。

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