「青春短編」を含む小説

ユウジは三歳離れたお兄ちゃん、海老沼ゆうに幼い頃から勉強を教えてもらったり、遊んだりしてもらっていた。ただあまりにも子ども扱いが過ぎたので、ユウジが高校生になると関わることも少な…

サッカー日本代表・天鬼唯翔。言わずと知れたイケイケストライカーを幼馴染に持つ私は、これといった目標もないままに、ぬるま湯に浸かったような大学生活を送っていた。 周りの友達はみん…

　オカルトマニアの高校2年生、久語(くご)しげる。彼は「妖怪の鬼女なんて美人に決まってる！」と決めつけ、百物語をした後に出てくる妖怪「青行灯(あおあんどん)」を呼び出そうとする。…

大学入試を控えている男女がいつものように勉強をする。

大学の入学式一か月前、父親と母親は集まりに行き、帰って来たら母親は仏壇で経を唱える。息子に何の用意も施さない両親に兄貴が怒った。 母親はサンダルで行けばいい。 父親はスーツとバ…

【第32回電撃小説大賞用あらすじ】 死因を変える、不思議な店──死因変換屋。 訪れるのは、大切な人の死に後悔を抱いている者たち。 少女・白鷺《しらさぎ》ユメは、依頼者・故人との…

その席は、もう誰かが“いた”場所だった。 高校2年の蓮のクラスにやって来た転校生・結（ゆい）は、誰も使っていない旧校舎の教室の席を「自分の席にしてほしい」と言い出した。 それは…

幼馴染とケンカし学校から逃げ出した日、俺は路地裏で耳付き白パーカーの少女と出会う。 石を煮て食べる彼女は不死の魔法使いを名乗り、俺に問う。 「君にとって、魔法って何？」 やがて少…

誰かにとっての、応援歌になりますように。

『とある女子高生の思い事』の電撃大賞様の修正版です！！短編3万文字以内に修正して元の11話までを描く9話編成の予定です！！ 前の作品は全て下書きに戻しました。 ーーあらすじー…

高校最後の夏、好きな人に好きな人ができた。 私はその恋を応援する立場を選んだ。 届いたのは、嬉しそうに差し出された小さな紙袋。 優しさと後悔が混じる、ひとつの終わりのかたち。

高校生活の終わり、そして旅立ちの春――。 夢を追い、東京へと旅立つ彼女と、地元に残る俺。ずっとそばにいたからこそ、当たり前のように過ごしてきた時間が、いま静かに終わろうとしてい…

中学からずっと一緒にいた春川悠と私。 なんでも話せる親友だけど、「好き」だけは言えなかった。 大学生になっても変わらない距離感。 けれど、夕暮れの駅前、いつものベンチで交わした…

大学の入学式当日。 早朝、砂浜で身を寄せ合う、幸せな彼氏彼女の平凡で特別な日常。 ※小説家になろうにも掲載しております。

名前のない相手から届いた、一通の手紙。 宛名も顔も知らない“誰か”との文通が、最初はただのめんどくさい課題だった。 だが、文通を通じて、人とぶつかり、笑い、 少しずつ誰かを想う…

「君の未来、占ってあげる」 そう言ってタロットカードを並べる少女・百瀬莉緒と、占いを信じない俺・首藤玲仁。 ある日、放課後の中庭で彼女の占いを受けることになった。 「ちょっ…

いつ会えるかわからない彼に、今日、会うことができた。 次に会えるのはいつだろう。

純喫茶で君と過ごすほんのひと時。それは花火のように輝いていた。 短編書いてみました。評判が良ければ長編として書き直すかもです。

　彼の視線の先には、いつも彼女がいた。 　私の幼馴染で、大切な親友が。 　どこかほろ苦い三角関係。 　でも私はその結末を知っている。 　知っているからこそ――

高校の卒業式の日、生まれつき難聴を抱える菜緒は恋人の葉琉の将来のために嘘をついて別れを切り出す。 別れてから十年後、再び出会った二人はあの日の別れの答え合わせをする。