「短編 不思議」を含む小説

日常、もしくは非日常の創作短編集。ジャンルはバラバラです。 どうぞ、お楽しみくださいませ。

「来年なんて、来なければいいのに」 新年を控えて賑わう街並み。最悪の一年を過ごしてきた青年・珠樹は、ネズミ耳のイヤーマフを着けた謎の美少女・音々と出会う――。 大晦日の街が舞…

同棲して五年の男女が結婚に至らない理由、それはある鏡のせいだった。 特別なスーツを着れば容姿を自由に変えられる鏡。 その鏡の登場により、本当の姿でいる人間が数を減らしている世界。…

恋愛に淡白で、結婚なんて考えた事もない男。だが突如として、彼の前に運命の女が現れた？ でも、なんだかおかしな感じもして……。

人嫌いの主人公ナナはある台風の日、自宅のベランダで不思議な生き物と遭遇し、エイトと名付け生活を共にする。エイトは此方へ来ると身体が縮小するのだが、それを回避する薬の開発の為にこち…

浮かんだままに書き留めた短い短い物語を一粒のコンフェイト(糖菓)に見立てて集めたシリーズです。ジャンルは色々。現代と幻想が混じったものが多め。ほんの少し口寂しい時に摘まんでもらえ…

※短編賞用に短くしたものです 日本情緒溢れる観光地、神織市には《逢わせの神様》の言い伝えがあります。 曰く、この町のどこかには《逢わせの神様》がやっているお店がある。 曰く、…

人間関係潔癖症のさる中学生は、同級生を振った後、神社で巫女を見かける。 良ければこちらも読んでいただけるとより楽しめます。 https://kakuyomu.jp/works/1…

友達の短歌が好きで、どうしても小説にしてみたくて書きました。 原案：白群　 “真っピンク色の夕暮れ　またひとり魔法少女が歯医者に行った”

　とあるキッチンカーで起こるちょっと不思議な体験。 　最初のお話はとある青年のお話。 　仕事と育児につかれた青年は、仕事で半休を取り、気分転換を図るために車を走らせていました。そ…

僕は不思議なチャーシュー麵に出会った。 店主の魂がこもったチャーシュー麵だという。

短編なので、ちょこっと見て頂ければ幸いです。 決して、超能力とかの世界でなく、数秒間の信号待ちが、意外に 命拾いしてる可能性は偶然ではなく、見えない何かに守られているのかもしれま…

チビで弱くて痩せ男の「孝志」と、デカくて、威圧感たっぷりで、無表情な女「アイちゃん」。ある日を境に急接近していく二人。そんな二人の不思議な関係は、どうなっていく？

各話で完結タイプの小説。 何話からでも読めます。 不思議な小噺の世界へ飛び立ちましょう。 少しだけミステリー要素あるかもです。

――2023年12月12日の朝方。 夢の中でもすやすやと寝ていた私は、とある女性に起こされ、「ここを読め！」と言わんばかりに一つの本を顔に押し付けられた。 寝ぼけ眼でどうにか読む…

順風満帆の生活を送る三人家族の夫、夢で見る初恋の女の子を追い求める高卒で食品工場に勤務の男、郷土愛から半ば強制的に大阪にショートステイをしようと家族に提案した男、最近感じなくなっ…

　あの頃の私は、酷い夢遊病を患っていて、夜がくるのが只々怖ろしかった…… 　自分のピアノの才能の限界に気付いてしまった女は、光に導かれるようにして辿り着いた小高い丘の上で、不思…

ある日、周りが回転しはじめた。私はそんな流行に乗りたくない。なのにお母さんまでもが回転しろと言ってくる。 そこへ不思議な男がやってくる。彼は回転していなかった。 そして――戦争が…

ほとんど音信不通だった僕の妹が、13歳の娘を連れて帰国することになった。 家族、久しぶりの再会。 家族愛がテーマの少し不思議なショートストーリー。