「婚約破棄の破棄」を含む小説

これは、猫の王様が「即位」される少し前のお話。 王子様の中の王子様は欠点が一つだけありました。 それは、「恋愛に夢中になるとお馬鹿さんになってしまう」点。 王子様の婚約者であ…

※　2022.12.15ビーズログ文庫様より発売予定です。 　（WEB版はシリアス寄り、書籍版はコメディ寄りで内容が異なります） 愛してやまない婚約者と結ばれることができなかっ…

家族，婚約者，親友、信じてきた全てに裏切られ、貴族社会から追放されたアイリスは、悲惨な最期を迎えたはずだった。 7年後。平凡な雑貨屋の店主ヴァイオレットとして生きる彼女は、その仮…

「……見損なったぞ！ 貴方とはこの場で婚約破棄させて頂く！」 煌びやかな舞踏会の中心で、ライラ・ファータは婚約破棄を告げられた。 「お話はそれだけでしたら、私は失礼します」 (ー…

ルイ王国のラズ公爵家の令嬢リーゼはルイ王国王太子のマーカスと婚約破棄を行った。 マーカスの不貞が原因でリーゼの長年の妃教育を加味した慰謝料は 広大な領地、　莫大な賠償金、　リー…

リーチェ＝マクスウェル。マクスウェル侯爵家の一人娘。厳密には養子。 数年後、聖女としての力が顕現してから頑張っていたけれど……婚約者に放置されるわ浮気されるわ無碍に扱われるわ………

私、乙女ゲームの世界の、悪役令嬢に転生してる！ 社畜OLだった私は、お気に入りだった乙女ゲー『ラブソニ』の世界に、噂の異世界転生とやらを果たしてしまった。 だけど、現実世界で何が…

公爵令嬢のセリーヌは、ステファン第二王子と婚約を結んで十年が経った。幼い頃は仲が良く、互いを気遣える関係だったが、最近のステファンはセリーヌに対して嫌味や暴言ばかり。うんざりして…

乙女ゲームの悪役令嬢として転生していたカサンドラは、ゲーム通りのヤンデレ悪役令嬢にならないよう、婚約者の第二王子のハルトヴィヒとはビジネスライクに接してきた。それでも、乙女ゲーム…

「すまない、キミのことを愛することができなくなった」 　第二王子は私を謁見の間に連れてきて、そう告げた。 「つまり、婚約破棄ということですね。一応、理由を聞いてもよろしいです…

「エミリア・ミュレーズ！　お前との婚約破棄が決まった！」 　それは、関係者が予想していた中でも最悪の類のものが的中した瞬間であった。 　中央世界暦1655年8月、アズーリア帝国首…

ルースティグ伯爵家令嬢ラナススイーレと、ニガレウサヴァ伯爵家令息クーガーとの婚約は破棄された。 その破棄は王家からの申し入れであったので、スイーレは粛々とそれを受け入れる。 だが…

エイリスは魔王の生まれ変わりを監視するべく禁忌の術で生まれ変わった元勇者である。しかしある日、その元魔王から破棄前提の婚約を申し込まれた。 これは中身ジジイな似非氷系貴公子（元勇…

「己の罪を悔いるがいい。聖なる刃は今、慈悲深き罰を与えたもう」 　アメリア・アイアン・アメーディン公爵令嬢──完璧な美貌と学院一の頭脳、そして類い希なる魔法の才を持つ彼女は、そ…

世界を捨てたくなるようなほろ苦さのあとには、甘いご褒美が待っていてもいいんじゃない。 経理部で働く奥山那美の職場に、或る日栗栖という名の男性社員がやってきた。 異世界では一国の王…

ゼルアナート王国の王都にある貴族学園の玄関前には朝から人集りができていた。 女子生徒たちが色めき立って、男子生徒たちが興味津々に見ている掲示物は、求人広告だ。 なんと求人され…

素晴らしきかな、なろうテンプレート。 ついカッとなって書いてしまった。 反省しているが後悔はしていない。

普通に過ごせば交わることのなかった、身分差のふたり。すれ違いながらもおよそ３年越し。晴れて婚約関係となったキルシェとリュディガー。 キルシェは復帰した大学で卒業間近となり、身の振…

ボンディッド王国の貴族学園の卒業パーティーで婚約破棄騒動が持ち上がった。 破棄宣言をしたのはこの国の王子、されたのは公爵令嬢である。 しかし、その婚約破棄宣言を受けたのは公爵…