「短編未満」を含む小説

中学からずっと一緒にいた春川悠と私。 なんでも話せる親友だけど、「好き」だけは言えなかった。 大学生になっても変わらない距離感。 けれど、夕暮れの駅前、いつものベンチで交わした…

「ももちゃん、おはー」 「おはよう、滝下くん」 私の唯一の男友達にして好きな人である滝下くんに好意を伝えることはできていない。 そんな彼と初めて二人でお昼ご飯を食べた。

藍下美真《あいした みま》は結論付けた。 友達以上恋人未満は存在しないと、不等式と共に証明してみせた。 そんな訳わかんない論に付き合わされる友上《ともがみ》の話。

♡｡+..:*໒꒱⋆.*☽:ﾟ⋆.✰ 高校1年生の 朝陽(あさひ)と詩(うた)は ひたすら小説を書く 『小説部』 で活動していた。 ある日 小説のコンテストに 応募するこ…

★　魔法のiらんど25年間の感謝を込めて 　　「ありがとう またね、大好き」 　　ショートストーリーコンテスト企画参加作品 episode.１【友達以上恋人未満】 …

大水槽、クラゲの水槽、深海生物の企画展、生態系の解説。穏やかな平日の水族館。 同僚の彼と話しながら、深海に、生命に、思いを馳せる。 でも彼の……淋しげな、意味深な態度は、何なんだ…

恐竜の化石、生き物の剥製、生きた化石、昆虫の標本。同僚の彼と話しながら、ふたりきりでゆっくりと見て廻る。 金曜日の昼間、誰も居ない博物館。 恋愛物が好きな方も苦手な方も、楽し…

山の中のロボット工場で、一人の男がアンドロイドを作った。 工場の中で、少年と少女は出会う。 「僕はタロー」 「私はイチゴウ」 そして二人は静かに会話する。

閉ざされた王城を抜け出し、自由を求めて森へ向かう王女アレッサンドラ。 そこで彼女が出会ったのは、名前を持たぬ不思議な少年だった。 生意気で口が悪く、それでもどこか寂しげなその少…

失恋した私の隣にいる幼なじみは、優しい。

同じ美術部に所属していた神楽 渉(かぐらわたる)くんはいつもみんなが帰った後もずっと美術室に残り、絵をひとりで描いていた。 やがて私も一緒に残って描くようになっていく。 居心地…

高校を卒業したばかりの俺と花菜。二度の別れを経て、再び出かけた春の1日、ルーレットで選んだ駅で過ごす時間。笑い合い、写真を撮り合い、互いに無邪気に近づくけれど、心の中にはどこか遠…

恋人になるかならないかの時点に今いる。僕は誰にも秘密にしていることを打ち明けて、二人が前に進むかを問う。それは僕が純文学書きだと言うことだ。

気になっている彼が夢にまで出てくる、高校生の女の子。 その青春の一ページです。 ※フィクションです、、笑 ※以下のお題を含んでおります。 ①魔法のiランド、ショートストーリー…

壊したくない関係ほど、踏み出す勇気がいる。 ずっと一緒にいた。でも、それが“特別”だと気づいた。 心がそっと揺れた瞬間、ふたりの関係はもう元には戻れない。 ――これは、“まだ恋人…

親友として、ずっと隣にいた。 でも、心の奥に秘めた気持ちは、一度も口にできないまま、彼女は別の人と結婚する。 「私、結婚するよー？」 その言葉に「おめでとう」と言った。 結婚式…

社会人6年目を目前にした3月。 私は誰よりも信頼している同期の君から、突然会社を辞めると告げられた。 ―当たり前の存在がいなくなってしまう このモヤモヤとした気持ちは何なのか。

魔法のiらんどショートストーリーコンテストテーマ「友達以上恋人未満」参加作品 放課後の教室、窓を打つ雨音の中で交わされる何気ない会話。 「俺ら、友達なのかな？」 淡々とした彼の…