「零式」を含む小説

20XX年。静岡東部。そこに一人の男がいた。男の名は新島蓮人。『強化外骨格零式』。一般的に『パワード・スーツ』と呼ばれるその強化服を自衛隊で扱う『普通』とは言い難い『普通科』での…

１９４５年の８月１４日、神風特別攻撃部隊は沖縄に向けて知覧基地から出撃をする事が決まり、一番若い隊員、鏑木和久は出撃前夜、死地に赴く最後の筆おろしに女郎屋へと足を運んだのだが、出…

　高校生として平和な日常を過ごしていた『僕』だったが、クラスメイトの失踪を機に戦乱に巻き込まれていく。 　クラスメイトの失踪は、単なる遭難か？盗賊団による誘拐か？他国の侵略の序…

三億円で買われた少女が、堕天使と呼ばれたロボに乗り天使と戦う！ 「ロボット……？敵……？これが……？」 天使と堕天使が入り乱れる戦場で、響け必殺ファンクション！ 「ライト…

７１年前。広島に新型爆弾が落ちた時、軍人の幸太郎は死を覚悟し、人妻の「しずさん」に恋文を書いた。しかしすぐ終戦を迎え手渡す事はできなかった。７１年後、高齢者施設で再び「しずさん」…

21世紀も半ばになったころ、ヨーロッパで第二次世界大戦時に使用された世界中の陸海空各兵器を集めた展覧会が行われた。 先の大戦で実際に使用され、現在も稼働する実物が世界中からかき集…