「万人向け・短編・カクヨムオンリー」を含む小説

その席は、もう誰かが“いた”場所だった。 高校2年の蓮のクラスにやって来た転校生・結（ゆい）は、誰も使っていない旧校舎の教室の席を「自分の席にしてほしい」と言い出した。 それは…

雷と猫とあの人と、僕の反射的に動いてしまったこれは、あの人の様にできているだろうか

これはとあるBARに集まった5人+オーナーが紡ぐ、暖かく素直な、優しい物語。 霧に包まれた十字路でオレンジ髪の女性に出会うユキ。彼女に導かれ、ユキが足を踏み入れたのは現実と電子…

田舎に住む卒業を控えた中学生、由香。突然親友である友美ちゃんが失踪し、村で犯人を見つけるために奔走する。駐在所の警察は家出だと決めつけて捜索する気がなく、どれだけ聞きこみをしても…

見れば見るほど、奇態な夢ばかり。ヤクザの部屋で寝具を食いちぎり、腕がどこまでも伸びるコヨーテに、ファンシーな植物園に出没する毒吐くアルパカ…不定期更新のメモ書き。

ブリキのペンケースは友情を託された。次は私が贈る番だ。

春になると現れる「記憶を持った幽霊」の少女。彼女は毎年、桜の木の下に現れ、夏の初めには消えてしまう。主人公は、子どもの頃に出会ったその少女を大人になっても忘れられず、春になるたび…

目が覚めたら、そこは見知らぬ空の下だった。 現実に疲れ果て、「もう目覚めたくない」と願った青年は、夢の中でさえ叶わなかった“本当の居場所”を異世界に見つける。 剣も魔法もある世界…

猫に呼ばれる話です

澄んだ川に浮かぶ、一艘の笹舟。それには手紙も贈り物もない、ただの葉の船を拾った「私」はなにを思うか。

春、別れと始まりが交差する季節――。 「卒業」を前にした高校生活最後の数日、彼と私はお互いに言えない気持ちを抱えていた。 笑い合いながらも、心のどこかで「別れ」の足音が近…

とある河川敷の高架下。そこは高校生の小鳥遊颯にとって特別な場所だった。 誰にも邪魔されず読書に集中できる静かな空間。 物思いに耽られ孤独を愛せる空間。 そして、未だ見ぬ命の恩人と…

仲良し6人組が、妖精が見える山へ。果たして会えるのか？

どの話も多分 ３分もかからず読める超短編集です。 ラーメンのお供に 月見のお供に

ちいさな町に暮らす老若男女の、日常の喜怒哀楽を描いた６つの物語です。

　花俣香織（はなまたかおり）は所属していたアイドルグループが解散してから、ニートになっていた。 同じグループだった子は、他のグループでアイドルとして頑張っていたり、会社に就職した…