「片思い？(両片思い)」を含む小説

この国の貴族の間では人生の進むべき方向へ導いてくれる守護精霊というものが存在していた。守護精霊は、特別な力を持った運命の魔術師に出会うことで、守護精霊を顕現してもらう必要があった…

王妃として幸福に長寿を全うした老婆は死を目前にして虚無感に襲われる。死を悟った老婆は、目覚めると17歳の時に戻っていた。正しく生きて虚しかったのなら間違えればいい。そう考えた彼女…

瀬戸悠真──クラスでも一目置かれるクールな男子。 藤咲は、そんな彼の隣にいるだけで胸がざわつく普通の女子高生。 たった二文字――「好き」。 でも、その想いはまだ声にならない。 …

いつも一緒にいるのに、肝心な「好き」が言えない。 どっちが先に想いを伝えるのか――そう思っていた矢先、予想外の展開が!? 拗らせすぎてすれ違う、ふたりの甘酸っぱい恋模様。

　大正時代、東京。晴子の養父は超能力研究所で少女を集めて超能力の研究をしていた。晴子は予知をするので両親に疎まれ捨てられた子どもだった。晴子の予知は本当にちょっと前の予言だけで、…

貧乏伯爵家の令嬢ソフィア・ブランシェは、外務大臣を務めるアマドゥール公爵家の嫡男であり、自身も侯爵の位を持つフェルナン・アマドゥールからの依頼を受け、公爵邸へとやってきた。 依頼…

1分で読めるような、1話完結恋愛ストーリーを集めました。 幸せなものも報われないものもどんどん更新していきますので、是非ご覧くださいませ。

『あぁっ！　僕は冷奈ちゃんの物だから！』 そう宣言した、幼き頃の記憶。今でも簡単に思い出せる程の出来事であり、その宣言をした俺こと「結城日向」は実際に幼馴染である「重石冷奈」の…

忘れられるのは寂しいけど、思われ続けるのも辛い 謎解き要素は低めです

　初めてだった。偶然見つけた封筒がラブレターだと一瞬で気づけたのは欲していた欲望が僕の第六感を目覚めさせたのかもしれない。白い封筒の端に僕の名前が小さく書いてあり、中身を見て実感…

婚約者のアリアは──残念ながら、少しあほの子だ。 だが、彼女はかつて世界を救った「聖女」だった。 前世のアリアが力をヴァーナードに分け与えたせいで、彼は万能の天才となり、彼女はす…

──そろそろかな……来た！ 雨の日の放課後、こっそりとアイツを待つ俺は、今日も偶然の出会いを装う。 この気持ちには、気付かれていないはず──。 好きな子と何とか接点を作るために…

この物語は、お互いの正体を隠しあっている賢者達のすれ違いラブコメ(ときどきバトル)である。 この世界における賢者とは、人々を襲う『悪魔憑き』から世界を守る、いわゆる変身ヒーロー…

「きみ」のひとつ年下の幼なじみ——藍咲（あいさ）は「きみ」とごっこ遊びがしたいらしい。 どこか抜けていて、どこか遠回しな伝え方をしてくる、笑顔が可愛い幼なじみ。 彼女に片思い中…

「好きじゃない、が口癖の幼馴染。 　だけど本当は、ずっと目が離せない――」 高校2年生の風間陽翔と藤宮澪は、機械いじりが好きな幼馴染。一緒に過ごすのが当たり前で、お互いまったく恋…

「誤解があるなら言ってくれ。君の口から真実が知りたい」 正直、この台詞も聞き飽きました。ですが侯爵令嬢たるもの、微笑みは絶やしてはなりません。たとえ、一連の会話や仕草まで暗記し…

　幼い頃に、セリフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら…

「旦那様、私と離縁してください！」 　私は今までに見せたことがないような笑顔で旦那様に離縁を申し出たーー 　私はアルメニア王国の第三王女で、二人のお姉様がいます。一番目の…

口下手な彼と、つい溜息をついてしまう私。 それでも、互いに想い合っていることは分かっている―― 恥ずかしくて伝えられない確かな思いは、背中から愛が溢れている。 すれ違う女心と男心…

「乙女さま」こと「精霊の乙女」の憑依先に選ばれ、巫女となったエリ。そんなエリの悩みは片思い相手の精霊騎士・トッドの前で超緊張してしまうこと。上手く笑うことも話すことも出来ず挙動不…