「#カクヨム甲子園」を含む小説

夏休みの、とある日。 僕は、希望の朝に生きていた。

【ラスト一撃が心を抉る……！ 　皮肉で残酷で、美しいほどに歪んだ物語】 〜あらすじ〜 世界が終わる前日。一人で最期を迎えるはずだった私は、未来と言う名の少女と出逢う。ニコニコ…

【祝・週間1位達成！】 カクヨム甲子園2025ショート部門応募作品

物語を読んでいるのは、君。 物語を生きているのは、僕。 君がスクロールする限り、僕は進む。 君が閉じた瞬間、僕は凍りつく。 だから、君にやってほしいことがある。 ぜひ僕の話を聞い…

　とある田舎の一軒家。 　蚊取線香、扇風機、風鈴の音に耳を澄ます。子どもは元気だ、向こうの道を駆け回っている。捻くれた一高校生の心にぼんやりと、だんだん鮮明に一人の姿が思い浮かぶ…

　真夏の公園で1人、ブランコをこぐ少年。そこに、通報を受けた警察が話しかけてくる。交番に連れて行かれそうになって公園から逃げた少年は、1人の少女と出会った。 　これは、ある日の少…

｢俺、お前と桜見に行くことが夢になった｣ そう言ってくれたのは、私の誕生日。 3月9日。 ここは、私と幼馴染が桜並木を見るまでの話だ。

十年前の夏休み。私は、アメリカに旅した。それでね、怖い思い出があるからさ、聞いてほしいんだよ。 ……怖くなかった？　そんなわけ。いやだから、ホントに怖いんだって。少なくともあの…

いじめが問題となっていたとある高校。佐久間六郎の所属する生徒会でも毎日のように対策会議が開かれていた。 しかしある事件をきっかけに生徒会長はある組織を設立する。 対いじめ校内暴力…

人の心の「声」が聞こえる少年。 そんな彼は自分ですら知り得なかったある人への思いで、彼の人生は変化していく。 これはその思いに気づく過程を書いた物語だ。 五千文字未満で紡がれ…

家族の付き添いで訪れたリサイクルショップ そこで読んだ漫画の「見開きの1ページ」が強烈に記憶に残っているという。 しかし、また読もうにも、作品名や作家名どころか、あらすじでさえ記…

男は山に来ていた。星を見るためである。夜も更けて男が帰ろうとした時、その『声』が男に届いたのだ。

「センパイ」の後輩である山田ソフィーは、今日も業務開始前にロクでもない話を持ってきた。あらゆる非現実的なモノの収集と売買を行う外資系総合商社、もとい秘密結社オラクル＆インサニティ…

「人類を助ける」ロボットを作る天才青年と、彼に生み出された一体のロボット。 完成品に近くて遠い、ロボットの話。