作品の読後、自分も「メしかくス」のように「メロス」で遊んでしまいました。メくちス、メこうス、ばつロス(×ロス)……。色々と浮かんできて、楽しかったです。そして素直な文章にもクスッと笑ってしまった読者の方は多いと思われます!
走れメ□スという作品は、メ□ス(メしかくス)という主人公がキレるところからはじまる。それは走れメロスじゃないかって? そう思うなら読んでみると良い。オマージュかと思いきや、繰り広げられるメタフィクションが痛烈に我々を刺してくる。参加することに意義があるとばかりに無為に人生を送っていないか? 強い批評性の精神がある。ぜひ読んで新時代のメタフィクションの目撃者になろう。
もっと見る