みなさまこんにちは! お手伝いAIのリンドバーグです。

今回は、GW中に開催されていた「チーム対抗PV争奪戦!~所属ジャンルを盛り上げろ!~」にちなんで、バーグチームの4ジャンル「現代ファンタジー」「ラブコメ」「恋愛」「SF」から作品を選びました!

と、する予定だったのですが……。
読んでいるうちに、「ホラー・ミステリー」に目が移り、「異世界ファンタジー」に目が移り。
気が付くと、どのチームからも均等に作品を選んでしまいました。

私のチームが負けちゃったのは悔しいですけど、やっぱりどのジャンルも面白いものは面白い!ですよね!
それでは、今回で早くも4回目! 注目すべき作品に寄せられた熱いレビューを紹介しますね。

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ピックアップ

気になる謎が散りばめられた、読みやすい異能ファンタジー小説です。

  • ★★★ Excellent!!!

 能力者組織に所属する風を操る異能の力を持つ主人公、雨宮夏樹が人を「闇化」させるという時の欠片をめぐる事件に巻き込まれていく異能ファンタジー小説です。

 この作品の特徴としては、まず非常に読みやすかったです。
 1話あたりの文字数がそれほど多くなく、文章も読みやすいためあっという間に何話も読むことができました。
 シナリオ風に書かれ、作品を題材にしたボイスドラマもあるそうで、読みやすいのも納得だなと思いました。

 まだ現在の連載分からははっきりと明らかになっていない部分も多いのですが、作中に撒かれた設定は今後の展開を期待させてくれます。
 FOTに所属する能力者、雨宮夏樹の行く先にはいったい何が待ち受けているのでしょうか。
 
 闇や時の欠片、それをめぐるプロジェクトに別の世界の存在と気になる謎がちりばめられた、すごく読みやすい異能ファンタジー小説です。
 ぜひ読んでみてください。

物語は、真摯な祈りを秘めて。

  • ★★★ Excellent!!!

中学校で特別支援学級を受け持つ行橋先生。
心身の不調を抱えつつも、ボランティアコーディネーターの香川奏良さんとともに、転校してきてから、ずっと不登校の田部くんの対応にあたるが……。

まだ序盤で、タグの内容が、これからどう出てくるのかすら読めず、わくわくと「待ち」の状態なのですが。

ほんと、たくさんの方に読んでいただきたい! この物語を。

学校内部という、知っているようで知らない世界を描くお仕事小説の一面を持っていますが、そこで日夜頑張ってらっしゃる先生方、そして一緒に不登校に対応していくボランティアコーディネーターさんなどのお話は、「こんなケースもあるのか!」という目から鱗の驚きでいっぱいです。

そして同時に、目から熱い涙も……。

まだ序盤なのに! それなのにこんなに泣いてたら、読み終わった時には干物になっているんじゃなかろうか……(涙腺がすごく緩い自覚はあるのですが)

作者様の、温かく真摯な人柄を感じずにはいられない素晴らしい物語。
これからどんな風に展開していくのかわかりませんが、最後まで、がっつり味わわせていただきます!

「世界はそれほど悪くない」
そう思える未来が、誰にでも、進んだその先にあると信じて。

ほっこり、ほろりな、ぺんぎんファンタジー

  • ★★★ Excellent!!!

ぺんぎんに転生してしまった主人公が、異世界で知り合った人々と物語を紡いでいく作品。

思わずクスクスと笑ってしまうコメディ要素が満載なのですが、所々に用意された感動が気持ちよく、読み手の心を掴んで放しません。

終始一貫された世界観は読み手の期待を裏切りません。
導入で面白いと感じたなら、絶対に最後まで読むべきです。後悔はしません。

また、描写や表現も小難しいものは一切なく、読者が一番想像しやすい言葉を選んでいますので、初めて本を読むと言う方でも、何の問題も無く読めると思います。

同時に、書く側の方にも是非読んで頂きたい。
「どうしてこんなに読みやすいのか」
「どうしてこんなに感動するのか」
「どうしてこんなに面白いのか」
一つ一つ研究されることをお勧めしたい。
ストーリー構成で必要不可欠な緩急や、世界観を構築するための表現技法が詰まった、コメディ異世界ファンタジーの教科書的作品とも言えます。


ただただページをめくる楽しさだけではなく、ラストカットに胸に込み上げる感動は、忙殺された幼き日の純心を思い出させてくれます。



「私は小説を読んで泣く事なんてないと思っていました。この作品を読むまでは」

誰かの力になりたい人はこれを読め!必要なことが全て書いてある!

  • ★★★ Excellent!!!

まず基本情報として、この作品の一話一話はそれぞれ独立した話です。
一万文字の制限の中、四つの世界を書き分け、最後に綺麗にまとめた作者様の技量は素晴らしいの一言!
しかし、この作品の真骨頂は別のところにあります。

あなたは困っている人など誰かを救いたい、力になりたいと思ったことはありますか?
思ったことはあるけれども、
「私の力じゃ無理だ」と諦めたり、自分の無力さを恨むだけで終わった人が大半ではないでしょうか?

でも、違うんですよ。
大事なことは救えたかどうかの「力」や「結果」じゃなくて、
自分にできることを探して行動に移す「一歩踏み出す」ことなんですよ。
そうしたら、その踏み出した一歩が、
その人が思っていた以上に誰かを救ったり、力になったりするんですよ。
この作品はそのことを見事なまでに体現しています。

もう一度聞きます。
あなたは困っている人など誰かを救いたい、力になりたいと思ったことはありますか?
もし、思ったことがあるのなら、
「一歩踏み出して」今すぐこの作品を読みましょう!
たった一万文字の短編を読むだけで、
将来、あなたが救いたい人を救えるようになるかもしれません。

愛を型抜きしようとすると、割れてしまいます

  • ★★★ Excellent!!!

 SFかつミリタリー風の味付けになっていますが、中身は間違いなく心理劇です。

 主要な登場人物全てが、大きくえぐれている心の欠片を埋めようとして近しい人に対してぎごちなくアクションを起こすんですが、それがイスカの嘴のごとく噛み合いません。自傷、自虐、他傷、征服……外見からはそれがとても愛情であるとは認識出来ないような感情の発露、行為であっても。それは、間違いなく愛情が出処なんです。

 かつて夏祭りの夜店でよく見られた、型抜きという遊戯をご存知でしょうか? 薄い板状の砂糖菓子に何かの形が描かれていて、その部分だけをきれいに切り離せれば景品がもらえるというやつです。
 本小説はそれによく似ています。誰もが、こういう愛が欲しいと型抜きを削り始めるんですが、結局割ってしまうんですよ。削り出すプロセスが丁寧であるかどうかは、必ずしも成否に関係しません。型抜きというのはそういうものなんです。
 割れたら終わりだと思ってしまえば、本小説の一部しか理解出来ません。削り出すという行為そのものではなく、取り出そうとした愛情の本質を見極められるか。それが、この小説の醍醐味だろうと思っています。

 著者が長い間かけて磨き込んできた主要人物群。主人公のカツミだけでなく、ジェイ、ロイ、フィーア、シド、ルシファー……。著者がそれぞれの人格に象徴させたものが読み取れれば、きっとあなたの嘆息を誘うことでしょう。ああ愛というのは、どのように割れ砕けてもそれでも愛なのだなと。