下る山道を走る緊張感に引き込まれました。特に中盤、カーブを抜けていく場面の描写が印象的です。緊張と安堵、その先にまだ続く道――読んでいて心拍数が上がりました。短く区切られた文体も心地よく、バイクで走るときの一瞬一瞬の判断や身体感覚を味わうことができると思います。題材と文体がとてもよく合っている作品だと思います。
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