概要
現場は回っていた。請求をつなぐ人が消え、会社の金だけが止まった
※この小説は、章ごとに主人公が変わるオムニバス形式で様々なストーリーを描いていきます。
8/24 18:00~ 第27章『現場は回ってるでしょう』
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急成長中の内装工事会社、奥園リニューアル。大型ホテル改修を前に、業務管理主任の小田切志保は、仕入れの支払日と元請けからの入金日がずれる危険を訴えた。ところが社長の奥園隆志は、現場の工程に遅れがないことだけを見て言う。
「現場は回ってるでしょう」
増員も権限も認められなかった小田切は、取引先だった西稜建材から声をかけられ、退職する。奥園は腹を立てて西稜との取引を打ち切り、新たな仕入先として東
8/24 18:00~ 第27章『現場は回ってるでしょう』
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急成長中の内装工事会社、奥園リニューアル。大型ホテル改修を前に、業務管理主任の小田切志保は、仕入れの支払日と元請けからの入金日がずれる危険を訴えた。ところが社長の奥園隆志は、現場の工程に遅れがないことだけを見て言う。
「現場は回ってるでしょう」
増員も権限も認められなかった小田切は、取引先だった西稜建材から声をかけられ、退職する。奥園は腹を立てて西稜との取引を打ち切り、新たな仕入先として東
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!カサンドラの予言
特に「第18章『誤字を直してるだけじゃありません』」を読んでの感想ということなのですが。
一人ひとりは「悪くない」。
しかし、最終的には、全員が共犯者になってしまう。
まるでいじめの構図のようですが、恐らく、両者には共通点があるのでしょうね。
それは、見たくないものをきちんと見て、どうしたらよいかを、個別具体的に対処するしかないということ。
耳障りのよい一般論、逃げ道となる言い訳に逃げてしまうと、誰かが不幸になる。
そして、最後には、自分も不幸になる。
そのことをカサンドラの予言として描いているのが、本作品なのかなと。
そして、一見すると「ざまぁ」作品のように見えますが、実は、そう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!なぜ、軽んじられるのか、も、同時に考えさせられるお話。
『本当は有能』なのに、軽んじられた側が
ただ「ざまあ」するお話では無いと思います。
じっさい、理不尽で複雑怪奇な退社のやり取りとか、
いつの間にか「自主的」に退職願を書かされてることや、
いきなり裁判所に呼び出されることとかもあるのでw、
すごく現実的で身につまされます。
それでもこの小説が、追いやられた側の
決意や選択の果てヒトとして行動した末を、
優しい物語の綴りのよう登場人物たちをに守ってくれるのは、
作者様の優れた手際です。
実社会ではほぼ誰も守ってくれませんがw、
見限られたり見捨てられる側の、ほんの少しの抵抗が、
バタフライ効果のように、
何かを変えてくれるというささやかな…続きを読む