概要
彼女には右手だけが異様に大きいという不思議な特徴があったが、ある日その右手が彼女の腕から外れ、それが実は■であることを知る。
右手の■に見守られながら、吉田と範田は恋人となり、結婚し、家庭を築いていく。
やがて子どもが生まれ、家族としての日々を重ねる中で、父の役目は少しずつ吉田へと引き継がれていく。そして最後に、吉田自身が“右手”となって家族を守る側に回ることで、奇妙で切ない親の愛の循環が完成する物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!女手一つで育ってないの。
手の掛かる子とか言いますよね?
手の掛かる子ほど可愛いとかね。
まさにこの中に出てくる女の子は、手の掛かるお嬢さん。でも普通のお嬢さんなんです。
少し引っ込み事案な普通の彼女を好きになっちゃった主人公君は、なんと早々にお父さんとあいさつすることに!
そんかまさか、展開早いよ学生だぜ?!
と驚くのは、まだまだ序の口。
お父さんは、あれでした。
女手一つで育てられたと聞いていたのに、本当はちゃんと男手もあるじゃないかと思わされ、あれ? でもこれ、男「手」といえる?とか思わされ……
なんにせよ、最後は予測しつつもどんでん返し。ホラーな愛情物語を是非ご一読あれ。 - ★★★ Excellent!!!最後の最後まで驚きと楽しさが止まらない、とんでもない物語!
大好きな女の子の右手が〇〇だったら……。
そんな、とんでもない発想力が爆発している本作。
しかしながらそれだけにとどまらず、物語構成もまたズバ抜けて凄いです!
範田さんの異様にデカい右手、その正体に驚く吉田くん。
時間が少し遡り、そのいきさつが徐々に明かされていきます。
そして正体の謎が明かされた後は、ジェットコースターのようなコミカル展開に!
この箇所は想像しただけで楽しさ全開でした!
後編に入っても、その楽しい雰囲気は持続するのですが、最後の最後に「うわ……」と思わず息を飲むような結末が!
アイデアから構成から、何もかも素晴らしい傑作です。
是非ともご一読を!!! - ★★★ Excellent!!!この家族、怖すぎる😨
主人公の吉田と同じクラスの範田明日奈はある部分以外はどこにでもいる普通の子。
しかし、そのある部分が強烈です。
それは彼女の右手が左手よりはるかに大きいこと。
吉田はそんな彼女に恋をしているらしい。
ある日、吉田は放課後に範田明日奈に声をかけられる。話があるからついてきてと言われ、視聴覚室に行くと、友達になってほしいと言われる。
ここから甘酸っぱいラブコメが始まりそうだなあと思いましたが、そこでふと思い出す。
そういえばこの作品のジャンルはホラーだったなと。
よく読むとなんか会話にところどころ引っ掛かるところがあるし、なんか怖くなってきたな……と思っていたところ、吉田く…続きを読む