決闘者なので、このお話を読んで真っ先に思い浮かんだのが「黄金卿エルドリッチ」とその関連カードでした。関連カードの背景ストーリーを詳しく書くと本作のネタバレになってしまうので避けますが、ここがエルドランドのような結末を迎えなくてよかったと思います。……いや、ひょっとしたらその「手」の力がまだ生きているかもしれませんが。そして、欲深さで目の眩んだ者たちが、黄金を求めて良からぬことをたくらむやもしれませんね。過ぎたるは及ばざるがごとし、蛇の口裂け。欲深さは身を滅ぼすという教訓を、実にわかりやすく落とし込んだ寓話でした。
いや~、節度を知っているおじいさんと、欲深なおじいさん。読みやすくって面白かったです。今のご時世なら、欲深なおじいさんになりたかった……。欲深なおじいさん、ご先祖として今では神のように崇め奉られているかも(笑)
そうだと思いませんか。手に余る、という言葉がありますが、まさにそう。持ちすぎていても手から溢れてしまうし、自分の手で制御できなくなったら仕方ない。それはモノかもしれないし、恩かもしれないし。絵本や何かで読みたいようなお話です。
親切だけど貧しい木こり。ある時おじいさんを助けて、その手にある魔法を授かった。それを見た金持ちは、無理やりおじいさんに施しを押し付け……最後に語られるその場所は、どこかの国にありそう。そんなおとぎ話です。
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