よよちゃんの行動と願いごとが、無邪気そのもので、何となく楽しく、そしてちょっぴり寂しげに読めてしまいます。町のひとたちにとってはきっと、たまったものではないのでしょうけど。戸口の前に立てられたろうそくを、町のひとたちは、どんな気持ちで見たのでしょう……。
誰かよよちゃんを理解してあげてください。お友だちが欲しのかもしれません。もしお友だちができれば、よよちゃんは……
そのお化けは「よよちゃん」といいます。小さな子供の格好をしています。いつもひとりの、よよちゃん。よよちゃんの願いは誕生日を祝ってもらうことでした。自分は「日曜日に生まれた」気がする、よよちゃん。そこで毎週日曜の零時になると町じゅうの家のドアを叩いてまわりました。「祝ってくださーい」ひとりぼっちのよよちゃんの、この言葉と行動が切なくて。怖いのだけれど、同時に胸がぎゅっと締め付けられるようなお話です。よよちゃんのお誕生会をひらきたくなりました。
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